大学パンフ

2016.5.13

職ナビ!~グランドスタッフ~

グランドスタッフ(グランドホステス)は、ここ数年で人気が高まってきた職業。作家の村上龍氏が監修している有名な職業紹介サイト「13歳のハローワーク」の人気職業ランキングで1位に選ばれたことからも、注目度の高さがわかります。

 

仕事内容は、空港でお客様にサービスを提供すること。主に発券、荷物の受け取り、パスポートの確認といったチェックイン時の手続きや、お客様をアナウンスで誘導したり、ゲートに到着していない方を探したりする搭乗時の業務をおこないます。

 

華やかに見られる職業ですが、精神的に負担がかかる仕事であるのも事実です。空港は365日、大体、朝5時~夜24時まで開いているので、その間でシフトを組むことになります。そうすると、朝早くまたは夜遅くの勤務になったり、土日が休みになるとは限らず、友達や恋人と遊ぶ時間がとれないということも増えたりするのです。
1日中立って仕事をするので、体力的な負荷も少なくはありません。

 

しかしながら、航空会社の制服を着て、空港で働くのはかっこいいですし、お客様とコミュニケーションをとることは楽しいものです。今後も、グランドスタッフの人気は続くことが予想されます。

 

①グランドスタッフになるには?

 

グランドスタッフを目指す人にとって、一番気になるのは「英語力」はどのくらい必要かということでしょう。一般的に、日系のグランドスタッフの場合、「英語検定2級、またはTOEIC550点以上」が求められるようです。英語検定2級は、高校卒業程度の英語力ということになるので、それほど高いレベルではないことがわかります。
けれども、あくまでこれは最低限のライン。実際に業務に入れば、英語でコミュニケーションをとらなければいけない機会も増えます。募集要項以上に、英語力を磨いておけば有利に働くことは間違いないでしょう。

 

学歴は不問であることがほとんどですが、グランドスタッフになるための専門学校(エアラインスクール)も存在するので、大学と専門学校のダブルスクールをする人もいます。

 

②グランドスタッフに向いている人

 

ちょっとしたミスがお客様の飛行機の搭乗に影響することもあるので、集中力や注意力がある人に向いている仕事といえます。また、体力的につらくても、いそがしくても、お客様の前では笑顔でいなければいけません。ですので、常に明るい気持ちを保つことができる人もグランドスタッフ向きと言えるでしょう。

PAGE TOP