鹿児島大学 大学案内2017
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 マスコミ論Ⅱは、マスコミ論Ⅰを修了した学生を対象とした実習で、3年生の前期に行われています。マスコミ論とは、職業現場での実習をカリキュラムに取り入れたいと考えていた法文学部と学生との関わりを望む地元マスコミの熱意とが一致し、平成17年に開設された科目です。新聞社・テレビ局など13社が参加し、講師は現役の記者やディレクターが担当。マスコミの現場を見学したり、実際に取材をして記事を作成するという体験を通じ、情報発信の視点や意義、文章作成のノウハウを学びます。 実習では、地元新聞社やテレビ局の現場見学が行われます。その後、毎日新聞・読売新聞・日本経済新聞の鹿児島支局長が講師となり、学生の記事作成指導を実施。学生は実際の取材、記事の作成、添削指導を経験して、視点の決め方、取材対象への配慮、文章の組み立て方などといった現場ならではのノウハウを学びます。また、朝日新聞と鹿児島放送(KKB)の指導の下、高校野球の取材なども体験します。 近年、マスコミ論の受講学生がマスコミ各社へ入社を決めており、学生たちと卒業生が交流するなどの動きにもつながっています。地域の特性を活かした教育でTOPICS法文学部マスコミ論 Ⅱ教育学部学校環境観察実習 学校環境観察実習は、教職を目指す学生たちが教育現場を体験する実習です。 対象は2年生で、定員40人。教育現場を体験することにより、その後の講義や実習に対する意欲を高めるのが目的です。鹿児島県の公立学校の約半数は「へき地」にあると言われています。実習には、将来、離島・へき地に赴任する際の不安や先入観を取り除くねらいもあります。 1週間の実習では、奄美市や瀬戸内町の小規模校を中心に訪問します。各学校での授業観察や授業補助を行いながら、給食や清掃活動、スポーツなどの時間を児童・生徒とともに過ごします。 実習終了後のシンポジウムでは、実習に参加した学生が各自の体験や学びの成果を発表します。また、教育委員会の職員、実習受け入れ先の教師から意見や助言などを頂戴し、実習のまとめをします。 学生からは「教師になるという目標をより強いものにすることができた」「小規模校は生徒一人ひとりと真剣に向き合える素晴らしい環境だった」などの感想があり、実習が大きな収穫であったことがうかがえます。47KAGOSHIMA UNIVERSITY 2017

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