鹿児島大学 大学案内2017
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「獣医学」は、動物の健康と福祉、そして公衆衛生を科学的に考究して、その成果を人と動物が幸せに共生できる地球環境社会の創生に役立てることを目的とした分野です。鹿児島大学と山口大学は共同獣医学部を設置して、それぞれが特徴とする教育や研究の質をより一層高め、お互いが補い合うことによって理想とする獣医学教育研究を行う組織へと発展します。生命科学の中核をなす動物生命科学研究を推進し、人類と動物との共生環境社会を科学的に考究し、 動物生命倫理を通じて命の尊厳を学び、豊かな人間社会の創生に貢献することを基本理念としています。動物の健康と食の安全のために ~獣医師の養成~動物と人間の健康増進のため、教育、研究、地域へのサービスを通じて優れた獣医師を輩出するとともに、獣医学を発展させることが本学部の使命です。動物の疾病の診断、予防、治療、そして動物の生産性の向上、食品安全の確保、環境衛生に貢献します。学部の理念学部の特色私は、鹿児島県職員として県内の食肉衛生検査所で食肉検査に従事しています。と畜場でと畜される牛、豚、鶏の検査を行い、全身性の疾患や感染症が疑われた場合にはさらに精密な検査を行います。食の安全を守る大切な仕事なので、より精度の高い検査を行えるように日々努力しています。鹿児島大学では、学内の附属動物病院での診療実習だけでなく、実際に牛や豚の生産農家に足を運び実習でき、産業動物に関わる仕事をする上でとても役に立ちました。この経験は、畜産が盛んで多くの農家を抱える鹿児島ならではだったと思います。講義や実習だけでなく、サークルや夏休みの研修など、とても思い出深く、本当に様々な経験を積むことができました。鹿児島大学という場所が皆さんにとっても、きっと素晴らしい場所となると思います。夢に向かって頑張ってください。受験生のみなさん、鹿児島大学で学生生活をエンジョイしてくださいReal Voice卒業生の声鹿児島県知覧食肉衛生検査所寺﨑 仁美平成26年度 獣医学科卒業鹿児島県立鹿児島中央高等学校出身基礎研究が専門に特化しすぎたり、臨床研究が経験の集積に寄りすぎると、実際に動物に起きている現象のメカニズムを解明することはできず、「エビデンス=根拠」に基づいた医療を行うことはできません。そのため、基礎研究で得られた発見を診断法や治療法などの形で臨床に結び付け、生み出された新規診断法や新薬の臨床現場における問題点や疑問点を基礎研究に還元する研究である「トランスレーショナルリサーチ=橋渡し研究」が重要です。われわれは、畜産県である鹿児島にある大学としての強みを生かし、基礎研究をしている先生や実際に臨床現場で働いている先生に協力していただきながら、牛や馬などの産業動物におけるトランスレーショナルリサーチを進めるべく研究を行っています。研究テーマ○牛の呼吸器粘膜免疫機構に関する研究○馬の細胞療法に関する研究○牛や馬の病気の早期診断マーカーに関する研究研究を通じ、教科書に載っていることだけでなく、様々な視点から動物について学び探求することができます共同獣医学部研究室レポート共同獣医学部 獣医学科助教石川 真悟Joint Faculty of Veterinary Medicine共同獣医学部46KAGOSHIMA UNIVERSITY 2017共同獣医学部水産学部農学部工学部歯学部医学部理学部教育学部法文学部共通教育共同獣医学部※1 獣医学の正規の過程を修めて卒業し、さらに大学等で「臨床生理学」などの科目を修めると受験資格取得※2 卒業後、獣医師国家試験を受験・合格し、獣医師免許を取得すると資格取得可能※3 卒業後、資格に関連する職務についた場合に資格取得可能◎獣医師(受験資格) ◎臨床検査技師(受験資格取得可能※1)◎家畜人工授精師(※2) ◎食品衛生管理者(資格取得可能)◎食品衛生監視員(任用資格※3) ◎環境衛生監視員(任用資格※3)取得可能な資格卒業後の進路◎農林水産省 ◎厚生労働省 ◎県庁◎市役所公務員◎農業共済組合 ◎JRA、その他の競走馬関係大動物臨床◎動物病院小動物臨床◎製薬企業 ◎研究所微生物・バイオ「獣医学」は、動物の健康と福祉、そして公衆衛生を科学的に考究して、その成果を人と動物が幸せに共生できる地球環境社会の創生に役立てることを目的とした分野です。鹿児島大学と山口大学は共同獣医学部を設置して、それぞれが特徴とする教育や研究の質をより一層高め、お互いが補い合うことによって理想とする獣医学教育研究を行う組織へと発展します。生命科学の中核をなす動物生命科学研究を推進し、人類と動物との共生環境社会を科学的に考究し、 動物生命倫理を通じて命の尊厳を学び、豊かな人間社会の創生に貢献することを基本理念としています。動物の健康と食の安全のために ~獣医師の養成~動物と人間の健康増進のため、教育、研究、地域へのサービスを通じて優れた獣医師を輩出するとともに、獣医学を発展させることが本学部の使命です。動物の疾病の診断、予防、治療、そして動物の生産性の向上、食品安全の確保、環境衛生に貢献します。学部の理念学部の特色私は、鹿児島県職員として県内の食肉衛生検査所で食肉検査に従事しています。と畜場でと畜される牛、豚、鶏の検査を行い、全身性の疾患や感染症が疑われた場合にはさらに精密な検査を行います。食の安全を守る大切な仕事なので、より精度の高い検査を行えるように日々努力しています。鹿児島大学では、学内の附属動物病院での診療実習だけでなく、実際に牛や豚の生産農家に足を運び実習でき、産業動物に関わる仕事をする上でとても役に立ちました。この経験は、畜産が盛んで多くの農家を抱える鹿児島ならではだったと思います。講義や実習だけでなく、サークルや夏休みの研修など、とても思い出深く、本当に様々な経験を積むことができました。鹿児島大学という場所が皆さんにとっても、きっと素晴らしい場所となると思います。夢に向かって頑張ってください。受験生のみなさん、鹿児島大学で学生生活をエンジョイしてくださいReal Voice卒業生の声鹿児島県知覧食肉衛生検査所寺﨑 仁美平成26年度 獣医学科卒業鹿児島県立鹿児島中央高等学校出身基礎研究が専門に特化しすぎたり、臨床研究が経験の集積に寄りすぎると、実際に動物に起きている現象のメカニズムを解明することはできず、「エビデンス=根拠」に基づいた医療を行うことはできません。そのため、基礎研究で得られた発見を診断法や治療法などの形で臨床に結び付け、生み出された新規診断法や新薬の臨床現場における問題点や疑問点を基礎研究に還元する研究である「トランスレーショナルリサーチ=橋渡し研究」が重要です。われわれは、畜産県である鹿児島にある大学としての強みを生かし、基礎研究をしている先生や実際に臨床現場で働いている先生に協力していただきながら、牛や馬などの産業動物におけるトランスレーショナルリサーチを進めるべく研究を行っています。研究テーマ○牛の呼吸器粘膜免疫機構に関する研究○馬の細胞療法に関する研究○牛や馬の病気の早期診断マーカーに関する研究研究を通じ、教科書に載っていることだけでなく、様々な視点から動物について学び探求することができます共同獣医学部研究室レポート共同獣医学部 獣医学科助教石川 真悟Joint Faculty of Veterinary Medicine共同獣医学部46KAGOSHIMA UNIVERSITY 2017共同獣医学部水産学部農学部工学部歯学部医学部理学部教育学部法文学部共通教育共同獣医学部※1 獣医学の正規の過程を修めて卒業し、さらに大学等で「臨床生理学」などの科目を修めると受験資格取得※2 卒業後、獣医師国家試験を受験・合格し、獣医師免許を取得すると資格取得可能※3 卒業後、資格に関連する職務についた場合に資格取得可能◎獣医師(受験資格) ◎臨床検査技師(受験資格取得可能※1)◎家畜人工授精師(※2) ◎食品衛生管理者(資格取得可能)◎食品衛生監視員(任用資格※3) ◎環境衛生監視員(任用資格※3)取得可能な資格卒業後の進路◎農林水産省 ◎厚生労働省 ◎県庁◎市役所公務員◎農業共済組合 ◎JRA、その他の競走馬関係大動物臨床◎動物病院小動物臨床◎製薬企業 ◎研究所微生物・バイオ

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