駒澤大学 大学案内2018
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私たちの政治の仕組みである「デモクラシー」の歴史は1890年、帝国議会を設置した大日本帝国憲法の施行と共にはじまります。といっても、このとき選挙権を得たのは国民の約1%に過ぎませんでした。第一次世界大戦後には多くの国民が選んだ政党によって政治が行われるようになり、日本のデモクラシーは大きく発展しますが、その後の軍国化によって崩壊。第二次世界大戦後に20歳以上のすべての男女が選挙権を獲得し、議院内閣制が定置されました。そして2016年、この選挙権が18歳以上へと引き下げられました。背景には世界の動向と共に、少子高齢化があります。投票率の差も考えると、現代の日本では、有権者のうち、働いている人やこれから働く人に対して、仕事をリタイアした人の割合がますます多くなっていきます。それは世界の政治史上の先端事例です。未来の社会がどうなるかは誰にもわかりません。しかし、未来は過去とつながっています。これからのデモクラシーを考えるにも、過去を振り返り、歴史に問いかけ続けることが必要不可欠なのです。(村井 良太 教授:日本政治外交史)政治学科のその他の演習(ゼミ)テーマもCheck!P.092法学部政治学科男:651人(69%)女:296人(31%)総計:947人2016年5月1日時点ゼミにて戦後の日本政治について討論する089

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