駒澤大学 大学案内2017
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大学ではさまざまな分野の専門知識を学びます。でも、それらの知識が、将来、そのままのカタチで役立つことは、それほど多くないかもしれません。文学部だからといって誰もが作家や研究者になるわけではないし、法学部が必ず司法試験を受けるわけでもないからです。では、大学の学びの目的とは何か。それは、自分で「問い」を立てられるようになること。そして、その問いの解き方を見つけられるようになることです。人権、教育、経済、労働、地域、医療、環境……。私たちの社会は、解決すべきたくさんの課題を抱えています。しかし、いまどれだけの人が、それらの問題を、自分の「問い」として捉えているでしょうか。問いを立てるには、まず、外に目を向けること。「いま何が起きているのか」を知らなければ、「これからどうすべきか」を考えることはできません。問いを立てることは、自分と世界との間に新しい窓をつくることです。見たことのない視点から世の中を眺め、自分とは異なる立場の人と会話を交わし、時にはそこに映る自分自身の姿を見つめる。そうすることで、自分が世界とどう関わっていくのか、何に向かって頑張ればよいのかが、すこしずつ見えてきます。008KOMAZAWA VOICE 2017そう、あなたの「問い」は、あなたの夢へとつながっているのです。

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