駒澤大学 大学案内2017
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083もしもあなたがある企業の株を買うとしたら、まずは何を調べますか。恐らく、その企業がどれくらい利益を上げているか、ではないでしょうか。企業が作る製品の利益は、(売上)-(原価)で計算されます。原価とは製造にかかるお金のことで、自動車のような有形物の場合は材料費、労務費、経費の3つで決まります。この原価を、製造の工程ごとに計算することにより、どこかで無駄な費用が発生していないかをチェックすることができるのです。このように、企業の活動を「金額」という情報で表現し、管理する学問を会計学といいます。企業には企画、製造、営業、経理といったさまざまな部署があり、それぞれ異なる活動をしていますが、会計はそのすべてに適用されます。金額という一つの「モノサシ」をあてがうことで、企業をまるごと計ることができるのです。値上がりしそうな株を買うだけでなく、将来、自分の仕事が会社の利益とどう関係しているかを理解するためにも、是非、このゼミの扉をノックしてください。経営学科経営学科のその他の演習(ゼミ)テーマもCheck!P.087◆アジアにおける日系企業の品質管理と人事労務管理◆個を尊重した有機的組織運営の考察◆味の素株式会社とキユーピー株式会社の経営分析◆中学・高校のキャリア教育◆話題沸騰!?外国人客獲得のための銭湯ビジネス◆問屋不要論の限界と食品卸の意義◆病院経営における原価計算◆高齢者の継続雇用制度が抱える問題点◆就活生コアコンピタンスによる就職目標達成戦略◆アイドル戦国時代、なぜももクロは売れたのか?「サービス業における管理会計」について研究しました。管理会計には原価計算が必要ですが、サービスは製品と違って形がないため、原価計算が難しい場合があります。そこで、原価の対象をサービスではなく顧客に設定し、固定客、新規客、離れていく顧客などに分類して、顧客とどれくらい継続的な取引ができているかを考察しました。自分でテーマを見つけて、調査し、答えをだしていく研究のやりがいは、今まで経験したことのないものでした。経営学部▶ 卒業論文・研究課題例天野 翔太経営学科 2016年卒業神奈川県立上溝高等学校 出身(岸田 隆行 教授 : 原価計算論)企業の情報はどうつくられるか▶ 私の研究テーマ日産自動車株式会社追浜工場でのフィールドワーク | 企業の製造プロセスの実態を数字として表す原価計算の理論を理解するために、現場を直に目にする男:1086人(69%)女:483人(31%)総計:1569人平成27年5月1日時点

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