駒澤大学 大学案内2018
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栃木県 那須烏山市にある大木須地域。人口約300人のこの集落では、持続可能な地域づくりのために、さまざまな取り組みがなされています。地元で消費するものはなるべく地元でつくる「地産地消」、農地整備などを協同で行う「地域ぐるみの農業」、再生古民家の活用や里山学習を通した「都市と農村の交流活動」など、住民の方々は皆イキイキと活動しています。ブラック企業や過重労働をはじめ、人々の生活を破たんさせる多くの問題を抱えた現代社会。そのほとんどは、「資本主義」という経済システムと深く関連しています。国家が止むことのない経済成長を目指し、巨大企業が資本を増殖させていく一方で、自然環境が破壊され、人間の体と心までもが蝕まれているのです。資本主義は、本当に、人類が辿り着いた最善の「答え」なのでしょうか。今こそ、人と人、農村と都市、地方と中央がつながり合い、真に持続的な社会を模索していくべきではないでしょうか。大木須の里山コミュニティの活動には、そのための大きなヒントがあるように思います。(明石 英人 准教授:社会経済学)現代応用経済学科のその他の演習(ゼミ)テーマもCheck!P.080経済学部現代応用経済学科男:455人(67%)女:226人(33%)総計:681人2016年5月1日時点ほたるの里・古民家おおぎす(栃木県那須烏山市)でのフィールドワークおおぎすむしば077

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