駒澤大学 大学案内2017
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063あなたがお店にサッカーボールを買いに行くと、AとBの2つがありました。性能も見た目もほぼ同じ。でもAの値段はBの半額です。あなたならどちらを買いますか。ほとんどの人が、恐らくAを選ぶでしょう。ではもしも、このボールが、小学校にも通えない途上国の子どもたちを安く働かせて作られたものだとしたら……。グローバル経済とは、ヒト・モノ・カネが国境を超えて自由に流通すること。企業にとっては効率的ですが、そのモノがどう作られているかを、消費者が知ることは困難です。これとは正反対の事例が、上の写真の小学校。ここでは、地元でとれた新鮮な農産物を使って、毎日の給食をつくっています。食べる方には安全で安心、野菜をつくる農家の方も、子どもたちの喜ぶ顔が見えれば頑張る甲斐があります。安心や信頼といった感情は数値にはできません。グローバル化で生産者と消費者の距離が広がった今だからこそ、人が人を思う気持ちや人と人がつながる喜びといった「価値」にも、目を向けるべきではないかと思います。商学科商学科のその他の演習(ゼミ)テーマもCheck!P.067◆TPPが日本に与える影響-日本の第二次産業を中心とする考察◆テレビのコンテンツのマーケティングマネジメント◆国内アパレル市場における価格の二極化に関する考察◆観光産業におけるインバウンド事業の可能性 ~人口減少社会の中における 消費の拡大~◆エレクトロニクス産業にみるブランド事業への憧れと現実~スマイルカーブ の呪縛~◆租税回避行為における法的解釈と適用◆日本の消費税の望ましいあり方について◆カフェ業界の経営戦略◆日本企業とBOPビジネス~資金調達方法の検討~◆日本における金融教育の現状と展望「日本銀行における金融政策の検証」をテーマに論文を書きました。日本銀行は2013年からの2年間で2%のインフレを達成するという目標を掲げていましたが、結局これは未達成に終わりました。そこで、私の論文では、「なぜ目標が達成できなかったのか」という問いから、これまでの金融政策そのものへの疑問、このままこの政策を続けていくことで生じ得る問題点、さらに、将来的にはどのようにして現在の政策を終わらせるのかについて論じました。男:772人(68%)女:365人(32%)総計:1137人平成27年5月1日時点経済学部▶ 卒業論文・研究課題例宮崎 景商学科 2016年卒業東京学館高等学校 出身(姉歯 曉 教授 : 消費経済論、消費社会論)経済効率で計れない価値はあるか練馬区立大泉東小学校でのフィールドワーク | 食育と給食の観点から消費経済を考察する▶ 私の研究テーマ

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