駒澤大学 大学案内2017
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私たちは物心ついた時から、実にたくさんの学習を行います。小さいときは、物の名前や時計の見方、自転車の乗り方、どうすればママがお菓子を買ってくれるかなど人付き合いなども上手に学びますし、学校に行くようになれば、国語、算数、理科、社会、それにスポーツや音楽に打ち込む人も多くなります。 そんな時によく感じるのが「なんで覚えるのが遅いんだろう」とか、「昨日覚えたのに今日は忘れている」というじれったさではないでしょうか。つまり、分かっているはずなのに、実際にはできない、後戻りしたりするということです。教科書に載っている学習曲線は平均値で示されるのできれいな曲線を描いて増加していきます。しかし、実際に個々のデータを観察すると、学習はできたりできなかったりを繰り返しながら少しずつ進んでいくことがわかります(図参照)。ときには1歩進んで2歩下がるようなことも繰り返しながら進むのが学習の自然の姿なのです。また、進み方にも個人差がありますが、早ければいいというものではなく、ゆっくりと歩んだ方がしっかりと学習できる場合がよくあります。なぜ学習は思うように進まないのでしょうか?Q:A:文学部056KOMAZAWA VOICE 2017心理学科准教授 : 長尾 譲治専 門 : 社会保障/キャリア教育大学生のキャリア支援と労働福祉福祉を学ぶことは、人生を学ぶこと。このゼミでは、福祉学の知見を用いて自分自身の将来(就活と職業生活、結婚・子育て、老後生活など)を考察し、人生を幸福に生きる「知恵」を身につけます。また独自のキャリアプログラムやキャリアカウンセリング等で、ゼミ生の就職活動を全面的に支援しています。助 手 : 中嶌 志歩教 授 : 有光 興記専 門 : 感情心理学,認知行動療法臨床感情科学私たちは,幸福になるために,人より成功しようと努力します。うまくいかないと落ち込みますし,うまくいっても手に入れたものを失うことを恐れて幸せな気分は消えてしまうのです。別の方法はないのでしょうか。私の研究室では,仏教伝来の瞑想法を中心に,幸福への道筋を心理科学的に探っています。教 授 : 茨木 博子専 門 : 臨床心理学心理臨床と研究現代人は、生きる不安とともに様々な問題(不登校、人間関係のつまずき、自殺など)を抱えています。このような問題の解決にあたるのが心理臨床の仕事です。本演習では、心理臨床の基礎的な研究方法を学び、より望ましい生き方や人間関係を探究します。教 授 : 小野 浩一専 門 : 学習心理学/行動分析学実験的行動分析学の実際なぜ人はそのような行動をするのか。その原因が明らかになれば、自分自身、あるいは家族関係・友人関係における多くの問題の解決のいとぐちが見つかります。この演習では、人間の様々な行動を実験室の中で観察し、行動の原因を科学的に探求します。教 授 : 鈴木 常元専 門 : 臨床心理学思い通りにならない心の働き心というものはなかなか自分の思い通りになりません。無意識の働き、感情の働きなど自分の意志以外の心の働きによって我々は動かされることが多々あるからです。そのために人間はさまざまな悩みを抱えることになりますが、どのようにしたら少しでも楽に生きることができるか考えていきたいと思います。教 授 : 谷口 泰富専 門 : 生理心理学行動の生理心理学的分析心理学は行動に関する学問ですが、この行動のほとんどが脳の活動を背景としています。ここではその源である脳と、人間の行動の関係について学びます。また、心と体の関係を明らかにするために、様々な測定装置を使用した生理心理学的測定の勉強も行います。教 授 : 茅原 正専 門 : 禅心理学「身体」と「心」のコントロール身心の統御について。特に坐禅やヨーガなど、東洋的瞑想による自己統御に関する研究が中心となります。また、これと関連する時間体験の問題や、精神活動と呼吸機能との関係などについても、心理・生理学的側面から分析・検討しています。教 授 : 永田 陽子専 門 : 認知心理学/発達臨床心理学知覚・認知に関する心理学的研究この演習では、人間の知覚・認知に関する研究を探求していく上で、臨床を含む心理学研究の基礎を培うことを目標としています。その上で、ゼミ生自身が各自の興味・関心のある自由な研究テーマを見つけ、その方法論や分析法などをゼミでの発表を通して討議し、卒業論文として大成させていきます。教 授 : 間島 英俊専 門 : 心理学/発達心理学ライフサイクル発達心理学は受精から死に至るまでのライフサイクルを対象としますが、とくに誕生後からは社会とのかかわりの中で起こるライフエベントがその人の発達に重要な意味を持ってきます。それらライフエベントとの中から各自の興味にそった研究テーマを決め、卒業論文として集大成します。教 授 : 八巻 秀専 門 : 臨床心理学 様々な人間関係を臨床心理学的に考える臨床心理学は、家族なども含めた様々な人間関係における「問題」を解決しようとして生まれてきた「現場発の学問」です。私のゼミでは、各自がそのような「問題(テーマ)」を持ち寄りながら、それについて皆で話し合うことを通して、体験的に臨床心理学的な「知恵」を学び合うことを目指しています。助 手 : 久保 尚也学習レベル訓練回数1002030405060

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