駒澤大学 大学案内2018
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◆首都圏における都市型集中豪雨の要因と対策◆関東平野の降雪と南岸低気圧経路の経年変化◆群馬県における水力発電の有用性と課題◆江戸川区におけるスーパー堤防の有用性◆気仙地域における2011年東日本大震災の津波による人的被害の地域差◆上総層群平山層中に介在するテフラの層序と堆積環境◆新潟県柏崎市周辺における海岸環境の変化◆昭和40年の飯田市南信濃地区における水害◆熊本市江津湖における行政による外来種対策と住民の取り組み◆石垣島の土壌分布と土地改良事業2013年の台風26号による伊豆大島元町・神達地区の土砂災害と土地利用について調査しました。この災害が発生したとき、復旧ボランティアに参加していたことがきっかけです。ほかの地区と比べて、なぜ元町・神達地区の被害が大きかったのかを、①周囲の地形の特徴と災害発生前後の気象条件、②行政からの避難指示等の2つの角度から考察しました。論文の執筆を通して、実際に現地に行って地域の方のお話を聞くなど、足を使って学ぶ大切さを実感しました。▶ 私の研究テーマ▶ 卒業論文・研究課題例井上 裕太地理学科地域環境研究専攻 2017年卒業青稜高等学校 出身人工衛星データや空中写真などから学問的に意味のある空間データを抽出する水量や水質調査、採水試料の分析実験を通して、水環境を解き明かす雲仙普賢岳の土石流による被災跡を見学して、火山活動が及ぼす影響を考える長崎県島原でのフィールドワーク「リモートセンシング」の授業風景三泊四日の調査実習を石垣島で実施。全員で海に潜ってサンゴの現状を調査し,報告書にまとめる「地域環境調査法」調査実習時のひとコマ御岳渓谷(東京都青梅市)でのフィールドワーク仏教学部文学部経済学部法学部経営学部医療健康科学部グローバル・メディア・スタディーズ学部気候学、地形学、水文学、GISの各実習科目の他、2年次・3年次で履修する「地域調査入門」(選択)・「地域環境調査法」(必修)でのフィールドワークを通して、地域の環境についての様々な実践的な観測、観察、分析する技を学び、磨きます。多様な視点から環境問題を捉える本専攻では、気候環境や地形条件、水の循環など、多様な視点から人と自然の関わりについて学びます。地域社会における自然との共存・共生のあり方や、資源利用、災害などの地域の環境問題について総合的に考えられるよう、幅広い科目群をカリキュラムに配置しています。本専攻では教員免許の他、測量士補・地域調査士・GIS学術士の資格が取得できます。これらの資格を活かした教員、地図・測量関連の企業のほか、4年間に学んだ多様な視点や実践的な技を武器に、官公庁や一般企業でも活躍が期待されます。最近は、「これまで経験したことのない大雨」や「50年に一度の豪雨」をしばしば体験します。また、2011年3月の東日本大震災や2014年9月の御嶽山の噴火災害など、記憶に新しいところです。このような突発的な自然現象や、川や里地・里山、砂浜、湧泉など、私たちに身近な自然の有り様や変化、また地域の気候の特色などについて、単に一つの専門領域からだけでなく、多様な視点から問題を捉え、人と自然との関わりについて総合的に迫ります。そのために、調査のための実践的な技法を、少人数の実習科目やフィールドワークを通じて学びます。卒業後は、地図製作、測量・不動産関係やSEなど専門性を活かした分野のほか、幅広く一般の企業で活躍しています。人と自然の関わりを多様な視点から総合的に捉える▶ 学びのポイント実習とフィールドワークで技を磨く地図、測量、気象、環境評価などで活躍P.135040KOMAZAWA VOICE 2018

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