駒澤大学 大学案内2018
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◆ゆるキャラの起用プロモーションと地域変化 ―熊本県の「くまモン」を例に―◆ウォーキングイベントに見る地域性  ―埼玉県東松山市日本スリーデーマーチを事例に―◆新しい民俗としての六月灯の受容と変容 ―奄美大島の事例―◆高尾山薬王院来訪者の属性と行動◆ソウル伝統的家屋「北村韓屋村」の観光利用◆アニメ作品の景観テクスト論 ―「境界の彼方」を事例として―◆「昭和レトロ」を取り入れたまちおこし ―青梅商店街を例にして◆地方都市において旅客営業を行う臨海鉄道の経営手法と 新規需要獲得への取り組み ―水島臨海鉄道を事例に―◆大地の芸術祭アートトリエンナーレにおける魅力と回遊性の関係について◆宗教施設とヘリテージツーリズム ―「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」を例に―「離島におけるネコのTNR事業と離島振興」をテーマに香川県男木島のTNR事業を調査し、論文にまとめました。TNR事業とは、飼い主のいないネコの繁殖を抑えるため、ネコを捕獲(Trap)して不妊手術(Neuter)を施し、元の場所に戻す(Return)活動のことで、ネコと人間の共生を目的にしています。TNR事業は男木島にとってセンシティブな問題でしたが、3年次に奄美大島で「ハブと人間の関係」の調査をした経験を活かして、たくさんの方々にお話を伺うことができました。▶ 私の研究テーマ▶ 卒業論文・研究課題例白井 海斗地理学科地域文化研究専攻 2017年卒業東京都立駒場高等学校 出身▶ 学びのポイント「松本城を活かしたまちづくり」というテーマで現地調査を行い,観光都市における都市計画について学ぶ地理学科所蔵の古地図を、学生が分担して調査する。写真は1950年代に作られた世界の疾病地図愛知高速交通「Linimo」の車両基地で、リニアモーターカー構造を見学する「地域文化演習」でのフィールドワーク「地域文化調査法」でのフィールドワーク「歴史地理学実習」の一コマ(地図室にて)仏教学部文学部経済学部法学部経営学部医療健康科学部グローバル・メディア・スタディーズ学部地域の文化を総合的に考える書をもって野に出よう地域づくりに貢献します本専攻では実際の体験を重視します。地域の実態を自分の目で見て、地域の人びとの話をじかに聞いてこそ、問題の本質に迫ることができます。そのためには野外調査が欠かせません。現実の体験があって初めて、机上で得られた知識やスキルが役に立ちます。次ページのカリキュラム表を見て下さい。「文化地理学」「交通地理学」など文化現象に関わるものだけではなく、自然地理学を含む幅広い専門教育科目が開設されています。講義も実習も野外調査もあります。これらの中から、興味が持てる授業を自由に選択できます。本専攻では教員免許の他、測量士補・地域調査士・GIS学術士の資格が取得できます。とくに測量士補は非常に有利な条件で取得でき、その後の実務経験で測量士の資格が得られます。東京オリンピック開催を控えて注目が高まっている資格です。皆さんは「この町はなぜこんなに美しいのだろう」とか、「ここで美味しい果物ができるのはどうしてだろう」と考えたことはありませんか?人間の活動は場所によって様々です。だから冒頭の疑問は、場所に秘密があるのかもしれません。美しい町並みを維持するためには、地域の人びとのまちづくりの努力が欠かせませんし、美味しい果物を作るには、気候などの自然条件に加えて、都市からの距離や農業経営が関係します。地域文化研究専攻では、地域に関わる「なぜ」に、野外調査や景観観察、統計分析といった様々な方法で迫ります。本専攻で知識と経験を積んだ卒業生たちは、交通や旅行業界、都市計画、行政をはじめ、幅広い分野で活躍しています。地域に隠された秘密を様々な方法を駆使して解き明かす長野県栄村で、地域の特徴を活かした農業や地域活性化について調べる「地域文化調査法」でのフィールドワークP.135036KOMAZAWA VOICE 2018

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