駒澤大学 大学案内2018
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 古代から近現代にいたるまでの多彩な文学作品や文献資料の研究と、それらを支えている社会的、文化的背景について学びます。作品の根底にある時代像、人間像を考察することにより、日本文化の変遷や日本人の価値観の変化について理解を深めます。また、演劇や映像文化とも比較しながら、深く日本文化にふれることができます。講義と演習を通して、確かな読解力、論理的な思考力、的確に意見提示できる発信力を備えた学生を育てます。複雑な現代社会の諸現象を読み解き、急速に変化する社会に柔軟に対応できる能力を有した本学科の卒業生は、国語教員や公務員として、あるいは、金融、物流、製造業などの民間企業でも活躍しています。日本文学と日本語を深く学び、日本文化を多角的に考察する◆近代雑誌広告の国語学的研究◆大分方言の複合語アクセントについて◆『万葉集』の「夢」◆『源氏物語』研究◆『今昔物語集』における鬼について◆『平家物語』覚一本における女性像◆『西鶴名残の友』論◆樋口一葉研究◆谷川俊太郎研究◆芥川龍之介『魔術』論『唐詩選』という漢詩選集の中から「女性と柳」が登場する作品を5つ取り上げ、それぞれの諸注釈を研究しました。いちばん苦労したのは、漢字の意味を知るために何度も辞書を引いたことです。詩のおおまかな内容は、ネットで検索すればすぐにわかります。しかしそれでは、漢字が持っている本来の意味を理解することはできません。一文字一文字をきちんと辞書で調べ、自分なりの考えをまとめられたことは、とても大きな財産になったと思います。▶ 私の研究テーマ▶ 卒業論文・研究課題例帆山 舞国文学科 2017年卒業駒澤大学高等学校 出身2年次から必修の演習(ゼミ)があり、少人数制によるきめ細やかな指導が行われています。児童文学作家による創作指導や演劇による身体表現、映像表現の分析や文学との比較、編集実務等、表現に関する学際的で多彩な授業を数多くそろえています。音韻・語法・方言といった国語学、万葉集、源氏物語、平家物語、徒然草、井原西鶴などの古典文学から、樋口一葉、夏目漱石、村上春樹、江國香織、谷川俊太郎などの近現代文学までの文学作品、日本・中国の漢文文献の研究を、専任教員のもとで幅広く、専門的に学ぶことができます。ゼミ生のみんなが卒業論文を目標にして切磋琢磨し合う環境の中で学べます。卒業生や就活を終えた4年生が後輩に貴重な体験を語り、将来の進路について考えさせる学科独自のキャリア教育も行います。とてもフレンドリーな雰囲気の中で学べます。▶ 学びのポイント古代から現代までの日本語・日本文学・漢文学の研究厳しさと和やかさをもった学修環境少人数制の専門ゼミと多彩な講座歴史的背景や研究方法を学ぶ講義方言調査を実践的に学ぶゼミゼミの仲間と学外へくり出すフィールドワーク平家物語ゆかりの地をめぐる「国文学史」の授業風景芸能を通して古典文学が記された時代や文化への知見を広める狂言師善竹大二郎氏によるワークショップ「国語国文学演習」の授業風景仏教学部文学部経済学部法学部経営学部医療健康科学部グローバル・メディア・スタディーズ学部028KOMAZAWA VOICE 2018

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