駒澤大学 大学案内2018
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 仏教はいまから約2,500年ほど前、インドに生まれましたが、かたちを変えてアジア全域に広まりました。したがって、ひとくちに仏教と言っても時代や地域によりその有り様はさまざまです。仏教学部では1・2年次の学科区分を設けておらず、1・2年次では禅を含む仏教全般の基礎を確実に身につけます。そして、3年次以降、仏教学科では、インド・チベット、中国や朝鮮半島、スリランカから東南アジア、そして日本にいたるまでの仏教の専門的な研究を行います。仏教学科にはみなさんの要望に十分に応えられる多彩な教員が揃っています。卒業後は僧侶としてばかりでなくさまざまな分野で活躍する先輩が数多くいます。 仏教全般にわたる知識を身につけた上で、仏教の歴史や教えを学ぶ仏教学部文学部経済学部法学部経営学部医療健康科学部グローバル・メディア・スタディーズ学部◆世親とショーペンハウアー◆『法華経』における女性観◆釈尊の無我思想◆『法界次第初門』の研究◆血盆経の研究◆アッティシャの研究◆梁朝の武帝の仏教信仰の一考察◆第二次世界大戦中における仏教思想◆徳一と三一権実論争◆中国における仏教弾圧の歴史日本神話から近代化以前までの医薬と宗教の関係について研究しました。仏・神・高僧などが由来に関わる日本の民間薬について調べ、近代化以前の宗教が医療とどのような関係にあったのか、また、今後の日本の医療において、特に薬の領域に宗教がどう貢献できるかを考察しています。今後は、原初的な医療である祈祷の現代における役割や、ビハーラ病棟や臨床宗教師など、現代の医療現場に関わっている宗教について研究したいと思っています。▶ 私の研究テーマ▶ 卒業論文・研究課題例加藤 裕明仏教学科 2017年卒業静岡県立伊東高等学校 出身仏教学科には14名の専任教員がいます。専門分野は、インド哲学、インド仏教、チベット仏教、中国仏教、日本仏教、仏教美術、宗教学等と多岐にわたり、皆さんの知的関心に応え、仏教に関する研究を幅広く指導できる教員が揃っています。1・2年次は学科の区別なく、共通のカリキュラムで禅を含む仏教全般の基礎を身につけます。1年次では導入科目を中心に集中して基礎を学びます。2年次では少人数の「基礎演習」で知識を深め、3年次以降の学科選択がスムーズにできるよう指導します。3年次になると少人数での演習、いわゆる「ゼミ」が必修科目となります。ゼミでの発表や討論はかならずや皆さんの知的興味を満足させてくれるに違いありません。また、ゼミでの友人との交流は学生時代ばかりでなく将来にわたるかけがえのない宝となることでしょう。▶ 学びのポイント仏教の中国での思想的展開を学ぶ仏教を理論的な面からだけでなく文化史的な観点からも考察する少人数によるゼミで、文献講読の醍醐味を思う存分味うゼミの授業風景「中国仏教思想史」の授業風景駒澤大学図書館には多数の貴重な文献資料が所蔵されている文献資料に親しむ「仏教文化史」の授業風景はばひろい基礎教育充実したゼミ多彩な教授陣022KOMAZAWA VOICE 2018

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