青山学院大学 大学案内2019
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学部長からのメッセージ大石泰彦 教授法学部Faculty of Law法学科法とは「人間社会における約束事」です。それだけに法学の対象は広範囲におよび、身近な人間関係のトラブルから、国家間の紛争までカバーしています。近年では社会の情報化やグローバル化を反映し、法学の扱うテーマはますます多彩になっています。例えば、地球環境、福祉、家族、雇用、国際取引、メディア、スポーツ、生命倫理、芸術文化…。現代社会においては、日々の話題やニュースはすべて法律と関係があるといっても決して過言ではありません。だからこそ、法律を正しく理解し、それを通してより良い社会を見通すことができる人、つまり「リーガルマインド」を備えた人は、社会のどの分野においても求められているのです。「AOYAMA LAW」の通称をもつ本学部は、常に弱者の立場から考える姿勢と国際的視野を両立させ、多彩な分野での活躍を想定した特色のある教育を行っています。4年間の学びを通じて、単なる知識にとどまらない法の「智恵」=リーガルマインドを獲得しましょう。私のゼミは、オープンキャンパスで「法廷劇」を上演しています。舞台と映像を組み合わせた新感覚の模擬裁判ですが、観覧された方は「法学部のカタいイメージが変わった」とおっしゃいます。法学は世間では、硬くて冷たい学問と思われているようですが、実際は全然違います。法学が扱う人間の物語は、ドラマチックであり、社会はこのままでいいのか、と鋭く熱く問いかけてきます。法学部生に求められるのは、それを逃げずに受け止める「正義感」と「共感力」だと思います。AOYAMA LAW独自の教育を通じて、法の知識を、社会に、世界に活かす“智恵”へと高めていく。70

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