青山学院大学 大学案内2019
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学部長からのメッセージ中村 まづる 教授経済学部College of Economics経済学科現代経済デザイン学科経済学とは、社会全体がより豊かになるための経済的効率と、その成果を社会で公平に分かち合うための社会的正義の両面を課題とする学問です。グローバル化する経済活動の中で、ヒト・モノ・お金の流れは国境を越え、日本経済は世界のさまざまな地域と、相互に影響を受け合っています。だからこそ、経済問題を理解するには、空間的に幅広い視野をもたなければなりません。そして、現実問題を理解するためには、過去から学び、将来を見据える時間軸の視点も必要です。こうした背景の幅広さから、経済学は複雑で難解な学問だと思われがちです。しかし私たちは誰もが社会の一員として生活することで、経済活動の一端を担っています。経済学の二本柱であるミクロの視点(課題の一つひとつの現象を認識する視点)と、マクロの視点(社会全体への影響を把握する視点)を、本学部で基礎からしっかりと身につけながら、世界や時代の動きの本質を論理的に理解する力、そして自分自身の進むべき道を発見する力を育んでいきましょう。経済活動は日々刻々と変化しています。今後30年ほどの間に人工知能がめざましく発達し、現在の職業は半数近くが必要なくなるとも、人間の知能を凌ぐ日が到来するともいわれています。私たちの社会や生活はどのように変わるのでしょうか。皆さんはどのような人生を選択し、歩んでいくのでしょうか。経済学は社会科学の中でもっとも体系化され応用力のある学問です。経済学を通じて将来の方向性を見出し、社会に貢献する力を身につけてください。経済活動の中で豊かで公平な社会をめざし、論理的な思考力を育みます。62

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