青山学院大学 大学案内2018
45/164

あえて未知へと踏み出す勇気が、まだ見ぬ広い世界を教えてくれるでしょう。同級生が医者や弁護士をめざす中、高校生の私は「人と違う、人のやっていない何かを、大学で学ぼう」と考えました。いろいろ調べていく中で図書館情報学という学問を見つけます。それは教育学の領域に含まれていることを知りました。それまでは、「教育学部=教員への道」とイメージしていましたが、教育学はもっと奥が深く、幅広い学問だと気づきました。また、私は人に対して強い関心を抱いてもいました。図書館は本の貸し出しをするだけでなく、それを読む人や読後に人はどんな行動を取るようになるのか。人と図書館との関係(システム)にも興味が尽きませんでした。本がハブとなって人へ、社会へ、世界へと広がっていくような感じでしょうか。皆さんには「何でも試みてください。あえて興味関心から遠いことをしてみなさい」とアドバイスしています。躊躇してしまうようなことでも、自分に限界を作らず、勇気を出して一歩踏み出してください。いつの日か遠い存在同士だった知識がつながり、「知恵」に昇華する瞬間に出合うかも知れません。そして、物事に取り組む時は「本真剣」に。これは小学校の恩師の言葉ですが、何をやるにも、「真剣な上にも真剣に」やりなさいということです。今でも私の胸に響き続ける言葉でもあります。教育人間科学部長 小田光宏 教授写真 左から:心理学科 3年/教育学科 3年/教育人間科学部長 小田光宏 教授〔青山キャンパス 15号館(ガウチャー・メモリアル・ホール)3階 東郷青児 作『天使の休日』前にて〕

元のページ  ../index.html#45

このブックを見る