青山学院大学 大学案内2017
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Topics11年次、学科生全員が参加する、課外“体験”授業。まず、課外での“体験”授業では、2015年度には、5月・出光美術館見学、6月・BCJレクチャーコンサート鑑賞(青山学院講堂)、茶道文化体験(大日本茶道学会)、7月・歌舞伎鑑賞教室(国立劇場)、10月・日本フィルハーモニー交響楽団定期演奏会鑑賞(サントリーホール)、12月・文楽鑑賞教室(国立劇場)を実施。“茶道文化体験”では、その歴史や芸術性、心得や所作のレクチャーとともに、実際に所作を体験。茶道を通して育まれてきた美意識を五感を通じて味わいました。本物と直に出合い、体験することで、授業での学びをより確かなものにしていきます。映画監督の故深作欣二氏を父にもつ健太氏は、幼少時から京都太秦など映画の現場に出入りし、その後、父子合作の『バトル・ロワイヤル』で初脚本、『同 Ⅱ 【鎮魂歌】』で初監督。「ジャンルを問わず、さまざまな表現に取り組みたい」との言葉通り、2015年、R・シュトラウスの『ダナエの愛』でオペラ演出家としてもデビューを果たされました。父欣二氏にとって映画製作の原点である15歳で迎えた敗戦体験から日本映画60年の歩みを説き起こし、監督作品である『仁義なき戦い』『蒲田行進曲』に込めた思いや、健太氏自身の映画、演劇、オペラとの関わりについて熱く語ってくださいました。これから船出する皆さんにと、「自らの欲望に忠実に! 先輩たちの言葉にふれ、何かをつかみ前進していってください」とのメッセージをいただきました。2落語家 桂歌丸師匠による講演会。落語界の重鎮桂歌丸師匠をお迎えし、落語二席(門下の桂歌助師匠による『都々逸親子』と、桂歌丸師匠による『つる』)のあと、本学科の佐藤かつら教授との対談が行われました。対談では、落語の「間」の大切さ、手拭いと扇子の扱い方、ひとりで何役も演じる醍醐味や、共に江戸時代に成立した歌舞伎との対比や学ぶ点など貴重なお話を伺いました。最後に、学科生からの「長く続けられた秘訣は?」との質問に、「好き以外何もない。芸の苦しみ、経済的な苦しみはあったけれど、先に光が在るだろうと。ただ、計算違いだったのは、先にではなく、上(頭)で光っちゃったこと」(笑)。3映画監督 深作健太氏による講演会。1年次に必修で学ぶ「比較芸術学入門A・B」は、美術・音楽・演劇映像の各領域を担当する教員9名のもと、“鑑賞のツボ”、つまり、見方、聴き方、感じ方などの基本を学ぶ授業です。教室での講義に加えて、課外での“体験”授業、著名な芸能関係者による特別講演会も行われます。その一端をご紹介します。41文学部比較芸術学科

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