青山学院大学 大学案内2019
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AGUAGUCROSSCROSSLEARNINGLEARNING「今、この時代にしかできない仕事」に魅力を感じ、リニア中央新幹線の開業に向けたプロジェクトを進める東海旅客鉄道株式会社(以下、JR東海)に入社しました。新幹線車両のオーバーホールを行う浜松工場や山梨のリニア実験線のメンテナンス経験を経て、現在はリニア車両の設計・開発に携わっています。具体的には、超電導リニア技術のブラッシュアップや営業線に向けた車両の設計などの仕事です。もともと“ものづくり”に興味を抱いていたことが理工学部機械創造工学科への入学動機でもあったように、乗り物や機械の設計を手がけたいという夢をもっていました。1年次に理工学部全員が学ぶ「ものづくり実習」は、専攻に限らず多方面への知識や関心をもつきっかけとなり、楽しかっただけでなく、その幅広い学びこそ、社会が求めているものだと社会人になってから気づきました。学生時代に「青山学院大学学生フォーミュラプロジェクト」の活動に参加したことが、将来を決定づけたと言っても過言ではありません。学生フォーミュラは、自分たちで小型レーシングカーを構想し、設計・製作し、その車両を用いて競技するものです。自分で描いた図面がひとつずつカタチとしてでき上がり、車両として完成し、走る。初めて走らせた時の感動は、仲間の充実感に満ちた表情と共に今も胸に蘇ります。ものづくりだけでなく、マネジメントの難しさにも直面し、自分の思いを人と共有し、共感してもらう重要性を知りました。活動している学生だけではなく、教授や職員の方からの後方支援、また、企業や個人スポンサーの方の協力がなくては成立しないものです。学生フォーミュラでものづくり全体を体験し、新たな視野や多角的視点を得たことが、設計するだけでなく、全体を俯瞰してとらえ、走行データやメンテナンスから改良策を検討、検証し、設計へフィードバックするというものづくりの一連の流れに関われるJR東海を志望することにつながりました。青学は学生が望むことに対して協力的で、取り組む環境を惜しみなく与えてくれます。先輩から受け継いだ文化を後輩へ引き継ぎ、互いにリスペクトし合える環境も脈々と続いています。大学での4年間は手を伸ばせばつかめるチャンスがたくさん揃っているので、自分の可能性を信じて飛躍する場にしてください。ものづくりを学び、体験したことが私の礎となり、次世代の大きな夢へと走り出しました。細田英明東海旅客鉄道株式会社中央新幹線推進本部リニア開発本部2011年 理工学部機械創造工学科 卒業2013年 理工学研究科理工学専攻機械創造コース 修了2013年 新幹線鉄道事業本部 浜松工場 配属2014年 中央新幹線推進本部 リニア開発本部 山梨実験センター 配属2017年 中央新幹線推進本部 リニア開発本部 配属リニア中央新幹線 山梨実験線走行試験風景23

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