茨城大学 大学案内2017
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茨城大学の特色ある授業紹介茨城大学ならではの個性的な授業で、教養を学ぶ楽しさを見つけよう●茨城学 平成26年度文部科学省「地(知)の拠点整備事業」の採択を受け本学において『COC地域志向教育プログラム』を実施することとなりました。 その中核的な科目が「茨城学」です。この授業は、茨城の自然・地理・歴史・文化・産業などの学修を通じて、茨城についての理解を深めるとともに、地域を多角的に捉える力を身につけることを目的としています。茨城大学の学生は必ず履修します。授業は、本学教員のほか、自治体や企業・団体等からお招きした講師が行います。 このほか、茨城大学の基盤教育科目には「地域」をテーマとした授業(地域志向科目)を多く開講しています。 「茨城学」をはじめとする「地域志向科目」は『COC地域志向教育プログラム』を構成しています。 授業の目的は、まず茨城を理解すること、そして茨城を通してさまざまな地域の課題を知り、その解決について考えることです。そのためにグローバルな視点を持ちながら、地域を捉えることが必要となります。「茨城学」をきっかけに、地域に関心をもち、活動したいと思う学生が増えることを期待しています。また、授業では「アクティブ・ラーニング」を取り入れ、学生に主体的な学修を求めています。地域の課題はひとつの専門分野では解決できません。さまざまな人々との意見交換を通して、多様な価値観を知り、茨城と他地域を比較しながら課題を考える時間となっています。「茨城学」は地域に一歩を踏み出す入り口となる授業です。清水 恵美子 准教授 茨城には、たくさんの「宝」が埋まっています。金銀財宝のことではありません。道ばたには、江戸時代に彫られた石碑が立っています。広い屋敷の蔵には、戦国時代に書かれた古文書が眠っていることも。また、数千年の由緒を持つ神社や寺には、数百年前に作られた神像・仏像がひっそりとたたずみ、当時から続くイベントが行われていることもあります。これらは、かつて茨城の地でくらした人びとが体験した出来事やながめた景色、そして地元に対する熱い思いが刻まれている、地域の大事な「宝」なのです。いま、この地域の「宝」を目玉にしたまちおこしの取り組みが、県内各所に広がりつつあります。どこかなつかしい風景がのこる茨城だからこそ、現在まで失われることなく伝えられてきた大切な「資源」とも言えるでしょう。茨城は、水戸黄門と納豆だけではありません。「茨城学」の授業を受けて、豊かな歴史と文化に彩られた茨城の魅力を、あなたもさがしてみてください。茨城「を」学ぶだけではない、茨城「で」学ぶきっかけに 私は茨城県内(結城郡八千代町)の出身ですが、自分の住む地域について意識的に関心を持つことはありませんでした。茨城県は都道府県魅力度ランキングで最下位になるなど、県民自身でさえ自県を誇れない風潮もあるようです。しかしこの講義で、茨城に対するイメージは180度逆転しました。茨城には、埋没してしまっているだけで魅力的な素材で溢れています。県内生でも初めて耳にする話題が多いと思いますし、県外生は自分の地元と茨城を対照してディスカッションできるので、お互いが幅広い視野で「地域」を捉えることができるようになります。将来は茨城を離れると考えている人でも、その場の地域社会に適応し、沢山の人達との関わりを無視することはできません。この茨城学を1つの契機に、主体的に「地域」に足を踏み入れる体験を増やしてみてください。Student’s Voice教育学部 学校教育教員養成課程 学校教育コース数学選修 2年渋谷 直樹[下妻第一高校(茨城)]添田 仁 准教授地域を担い、リーダーとなる人材育成をめざしてまだ誰も知らない茨城の「宝」、一緒にさがしてみませんか茨城学茨城学21全学の共通教育IBARAKI UNIVERSITY ADMISSION GUIDE 2017

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