秋田県立大学 大学案内2019
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教育の特長FEATURES 科学は急速に進歩しています。専門性を活かした就職のためには、最先端の知識と技術を手に入れる必要があります。しかしながら、高等学校までの理科教育は、保護者の方々が受けてきた教育と大きな変化はありません。最先端の知識と技術を手に入れるためには、その基礎となる教育が必要です。質・量的に見て、大学の4年間で基礎教育を学ぶことが一般的な時代となりました。 大学全入時代を迎えた今、大学などへの進学率は約54%となっており、そのうち約11%が大学院へ進学する時代となっております。なかでも、工学・理学・農学系の大学院研究科への進学率は約35%となっており、もはや大学院を修了することは特別なことではなくなっているのが現状です。 理系の大学においてはこれまで、医学部、歯学部、獣医学部を除いて学部教育は4年間でしたが、薬学部も2006年度以降の入学生から、薬剤師国家試験受験資格を得るためには、6年間の大学教育を受けることが必要となりました。他の理系の大学においても、専門性を活かした就職のためには、プラス2年間の大学院(修士課程)教育で、最先端の知識と技術を手に入れることが必須の時代となってきています。※進学率については「平成29年度学校基本調査(文部科学省)」による。 高等教育機関として教育面・人材養成面で地域社会からの期待が大きい高度専門職業人の養成を重視するとともに、後期課程については、より高度で専門的な業務に従事できる高度技術研究者の養成に重点を置いた教育研究指導を進めています。高度専門職業人の養成を重視 全国的な学部卒業者や社会人の大学院入学希望者の増加、さらには産学官連携による科学技術基盤の形成が課題となっている秋田県における潜在的なニーズに積極的に対応しています。社会人再教育の重視 論文指導、実験指導における少人数教育体制が確立しており、教員と「Face to Face」で研究を進めることができます。少人数教育山口 遼 YAMAGUCHI Haruka大学院・生物資源科学研究科 生物資源科学専攻 2年新潟県/高田北城高等学校出身STUDENT VOICE 私は将来、研究・開発職に就きたいと考えていて、専門的な知識やスキルを身に付けるために大学院に進学しました。大学院では学会で発表する機会が多いので、データを整理する力やプレゼンテーション能力など、社会に出てから役に立つスキルが多く身につくと思います。 トルコで開催された医薬系の国際学会に参加した時は、英語でのポスターや原稿の作成が大変でした。先生方に協力してもらいながら何度も添削や練習を繰り返した結果、本番では身振り手振りを交えながらも、質問に対して、自分の考えを自分の言葉で伝えることができました。それまで英語に苦手意識を感じていましたが、国際学会での発表を通じて英語に対する意識が変わりました。 秋田県立大学の大学院は研究に取り組む環境が優れているところが魅力だと思います。分析機器も充実していて、他大学と比べて比較的自由に機器を使うことができることも魅力です。また、少人数教育が特長の大学なので、先生方との距離が近く、手厚い指導を受けることができます。研究以外のことも先生方に気軽に相談できて、やりたいことに積極的に挑戦できる環境が整っていると思います。積極的に挑戦できる環境が整っているAkita Prefectural University 201971

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