秋田県立大学 大学案内2019
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経営システム工学科千葉 冴子 さん[4年]秋田県/本荘高等学校出身 上原先生は声を掛けやすい先生です。そのため、私はいつも分からないことをすぐに聞くことができ、問題解決までの時間が短く感じられます。また、ITについてかみ砕いて説明してくださるため、理解が深まります。以前は苦手だったプログラミングを好きになることができました。 人工知能社会の到来を間近にして、皆さん自身の力を社会に問いかけるための基礎知力を、秋田県立大学でトレーニングしましょう。人工知能は、多様な技術の複合体で、一人の技術者が全てをカバーすることは不可能です。これからはトータルサイエンスの時代ともいわれます。いろいろな専門分野を持ち寄って連携して科学技術が進歩する時代では、研究者のチームワーク力も求められます。しかし、科学におけるチームワーク力とは何なのか世界の誰も答えを持ち合わせていません。今からその答えを探しにいっしょに考えてみましょう。MESSAGE注目の研究[経営システム工学科]FUTURE VISIONSNS等テキストデータからのユーザー行動分析農業データからの知識発見 人工知能が近未来社会に大きな影響を与えるという記事やニュースをよく見かけるようになりました。囲碁や将棋ではすでに人工知能が有段者を凌ぎ、医療では、患者の症状から人工知能が自動診断するというように、いよいよ人工知能は実用段階を迎えていると言われています。人工知能は、時代の変遷とともにいろいろな技術で実現されてきましたが、今、人工知能と呼ばれている技術を支える重要な要素技術が、‘機械学習’です。機械学習は、生命現象、自然現象、からゲームに至るまで、隠れて見えないルールを膨大な観測データから学習するために考案された技術の集合です。これは、目に見えるあらゆる現象は、目に見えないルールが原因として潜んでいるので、現象となって顕在化したデータを膨大にかき集めれば、内在するルールに遡れるという考え方にもとづいて生み出された技術です。ということは、現象データが膨大に集められればそれだけ、真のルールに近づけるかもしれない。これがビッグデータです。産業のコメという言葉があります。一昔前は、鉄鋼、その後、半導体、今はビッグデータがあらゆる産業の知能化を支えるコメということになります。私の研究室では、このビッグデータをいろいろな手法を使って集め、そこからさまざまなルールを推論するという研究をしています。秋田県は全国有数のお米の生産県ですが、人工知能社会を支えるこの新しい産業のコメについても全国有数の研究拠点になることを目指したいと思います。経営システム工学科上原 宏 教授専門分野テキストマイニング、機械学習38

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