秋田県立大学 大学案内2019
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大学院・総合システム科学専攻李 巧巧 さん[2年]蘭州大学(中国)出身 陳先生は、アイディアが豊富でとても気さくな方で日常生活や研究のことを相談しやすい先生です。学生の考えを尊重しつつ、次の考えにつながるアドバイスを的確に出してくれるので研究がとても捗ります。情報工学科陳 国躍 教授画像処理の技術は、現在の情報化社会において大きな役割を担い、映像・安全・安心・健康・医療・産業用マシン・知的ロボットなど様々な分野で使用され、更に高度な技術として発展していくと予想されます。画像処理について興味を持ったり、応用させたいことがあったら、ぜひ私たちと一緒に研究してみませんか。MESSAGE注目の研究[情報工学科]FUTURE画像処理とその応用 私たちの研究室では、画像処理とその応用について研究しています。画像処理には、アナログ画像処理とデジタル画像処理があります。20年ほど前までは、TVアニメ映像やフィルム写真など、多くの画像がアナログ画像でした。近年はデジタルカメラやPCの普及によって多くの画像がデジタル画像になっていて、さらにインターネットによって大量のデジタル画像データが世の中に溢れています。 情報工学的には、デジタルの写真やイラスト、CGなどにコンピュータ技術を用いて処理することで別の画像に加工したり、必要な画像を生成したりと、様々に編集することの総称をデジタル画像処理と呼びます。また、画像中に必要な情報が存在するかを判断する、パターン認識や物体認識も含まれます。近年は、大量のデータを活用し、人工知能(AI)がパターン認識などを反複的に学習する「機械学習」技術が進展しています。 画像処理は様々な場面で応用されています。セキュリティ分野では、顔認識によって個人の顔がパスワードや鍵の役割を担うようになっています。交通分野では、車載カメラで歩行者や車線などを認識して自動運転のシステムにも用いられています。また、産業分野では製品の欠陥検査が実用化されており、医療分野では、異常細胞の自動検知・分類も研究が進んでいます。さらに、ロボット分野では、外界を認識するための方法についても研究が進んでいます。画像修復分野では、破損や通信の失敗などで一部が欠落した画像を、その周囲の状況から予測して補うこともできます。 私たちの暮らしを便利にし、安全を高めるために、画像認識は様々な分野に活用されています。専門分野画像処理、デジタル信号処理36

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