秋田県立大学 大学案内2019
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大学院・電子情報システム学専攻小野寺 優希也 さん[1年]岩手県/水沢高等学校出身 松下先生は数学を画像信号処理や制御工学の諸問題に応用しています。専門的な数学に関する科目が大学の講義では少ないため、私が研究を進めていく中で苦戦することもありますが、松下先生は毎週のゼミで難解な数学を丁寧に優しく教えてくださいます。また、進路などの相談にも乗ってくださるとても優しく頼りがいのある先生です。専門分野数理工学、最適化理論知能メカトロニクス学科松下 慎也 准教授 大学での生活は、社会人になるまでの大切な時間です。自分の興味があることに一生懸命打ち込むことで、今まで知らなかった自分を発見でき、新しい可能性を広げることに繋がります。秋田県立大学にはみなさんが知りたいこと、挑戦したいことをサポートする環境が整っていますので、ぜひ本学でやりたいことを追求してみてください。MESSAGE VISION複雑な現象の本質を見抜き、問題解決の手法を提供する数理最適化によるアプローチ 私たちの研究室では、現象の本質を最適化問題としてモデル化し、それらの問題の理論的性質の解明や、膨大な解候補の中から最良の解を効率的に見つける解法(アルゴリズム)の開発について研究を行っています。 近年、人工知能の発展によりその技術は身近な存在となっています。人工知能の開発には、ビッグデータと呼ばれる大量のデータを使った機械学習がおこなわれています。最近では学習を積んだコンピュータが囲碁や将棋で名人に勝てるようになり、企業の需要予測や病気の診断などに応用されています。しかし、ビッグデータを利用した機械学習には、データの解析に莫大な時間とコストがかかるという課題があります。このような膨大なデータの中から本質的な部分を抽出するときに、最適化は非常に有効な手段となります。 現在、データが持つ本質的には少数の変数しか存在しないという性質(スパース性)に着目し、これに関連する最適化問題のモデリング手法ならびにアルゴリズム開発の研究に取り組んでいます。また開発したアルゴリズムにはどれくらい計算が要求されるのか、計算量を見積もる研究も行っています。より計算量が少ないアルゴリズムを開発することで、問題を単純に解くことができることに繋がります。さらにこれらの研究を、データから推定値を計算する統計解析、画像の認識や分類などをする画像処理などに適用する試みにも取り組んでいます。注目の研究[知能メカトロニクス学科]Akita Prefectural University 201935

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