秋田県立大学 大学案内2018
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[研究目的] 埋立地から浸出する水は、有害物質等を含むものであり、処理コストがかかるほか、処理する方法も限られているため、環境問題となっています。私たちは、これらの問題がある埋立地から浸出する水に着目し、省エネルギーかつ低コストで水質浄化できないかと考えました。そこで、BGF(Bio-GeoFilter)水路を活用し、水質浄化できるかを検証しました。また、BGF水路は家庭排水を浄化できることが検証済みであるため、他の排水も浄化できるかも検証しました。[研究内容] 今回の研究では、マメ科植物であるセスバニアと、土壌改良土であるバーミキュライトを用いたBGF水路を作りました。セスバニアをある程度成長させた後、BGF水路に移植し、実験を開始しました。そして、埋立地浸出水に含まれている窒素やリンをBGF水路が吸収できるのか、また、有害物質である、1.4-ジオキサンを吸収できるのかを検証しました。更に、追加実験として、埋立地浸出水によるセスバニア苗の生育試験も行ない、実際に有害物質等を含む水でも植物は生育できるのかを検証しました。[研究テーマ]BGF水路を用いた埋立地浸出水の浄化学生自主研究[研究グループ名]Biotechnology Girl's Feasibility自らの興味をカタチにする[研究のきっかけ] 1年生の講義でBGF水路のことを知り、BGF水路を使って私たちも研究してみたいと思ったのがきっかけです。始めるにあたって、指導してくださった岡野邦宏先生に相談した際、多くの研究例を出してくださいましたが、自主研究で大きな成果を出してみたいと、この埋立地浸出水の浄化を選びました。この研究を通して、BGF水路の更なる可能性を見ることができたので、このテーマを選んでよかったと思っています。 一番の魅力は何といっても、自分の好きなことが研究できることです。同じ目標に向かって研究をする友人と協力する楽しさもあります。また、自主研究をすることでその研究室を知る、いいきっかけにもなりました。3年次の研究室配属の前に専門的な実験を経験することができ、必要な知識が身に付くことも魅力的です。さらに、私たちの場合、先生1:学生3と少人数での活動だったため、先生を身近に感じることができました。生物資源科学部[研究メンバー]生物環境科学科 3年新林 茜さん(秋田県/金足農業高等学校出身)生物環境科学科 3年津村 芽依さん(栃木県/真岡女子高等学校出身)生物環境科学科 3年真壁 沙友紀さん(秋田県/秋田西高等学校出身)12 Akita Prefectural University

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