秋田県立大学 大学案内2019
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姿は獣型ロボット“ゾイド”を彷彿とさせます。また、「しろやぎ」は人間が近くにいてコントロールしなければならなかったのに対し、「かみやぎ」は動物を識別する画像認識機能を組み込む等、無人でも運用できるよう準備を進めています。もちろん、そのほかにも課題はたくさんあります。動物とぶつかっても壊れないか、また動物をむやみに傷付けないか、スムーズな動作、アームの長さ…。正直言って心配は尽きません。それでも「最初から完璧ということはありえない」と割り切って、これから少しずつでも実験と改良を重ね、実用化を目指していくことになります。 当初は秋田犬ぐらいのサイズの予定が、ツキノワグマなみに大きくなった「かみやぎ」。開発も予想以上に時間がかかっています。ですが「かみやぎ」は、その先に搭乗型汎用作業ロボット「おおやぎ」も視野に入れた、長期プロジェクトの入口。大事な農園を守るロボットかかし…そんな未来は、もうすぐそこまで来ているのではないでしょうか。「止まるんじゃねえぞ…」という誰かの励ましの声が聞こえてきそうです。 AKITAかかしシステム科学技術学部 知能メカトロニクス学科人工生体機構研究室ロボット屋の集う秘密基地 研究室なのかロボットサークルの部室なのか、工具や部品に加え、趣味っぽいあれこれが並ぶあやしい空間。でも創造性はそんな混沌から生まれるんじゃないかと思います。学生も教員も遠慮無しにアイデアを出しあう、ここが秘密基地なのです。研究成果紹介YouTubeチャンネル「SaitoTK Lab」手前から「しろやぎ」2機と「しろやぎMark2」。比較用の人やクマの模型も。設計・試作も学生の手で。「かみやぎ」、大地に立つ。「かみやぎ」のモーターを吟味中。費用と性能の兼ね合いはいつも悩みどころ。大河原邦男デザイン「おおやぎ」、これも開発中!Akita Prefectural University 201911

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