石川県立大学 大学案内2018
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Scientific Cooperation Center for Industry, Academia and Government産学官連携学術交流センター本学に隣接するいしかわ大学連携インキュベータ「i-BIRD」(アイ・バード)は、金沢大学・北陸先端科学技術大学院大学・金沢工業大学・石川県立大学などが有する研究成果の活用や、大学との共同研究などにより新事業創出を目指す企業などの活動を支援する施設です。石川県立大学もこの施設に入居しており、生物資源工学研究所や附属実験農場などの設備も有効に活用しながら、他の企業と連携しての研究活動を進めています。産学官連携学術交流センターのスタッフ。企業などからの様々な相談や依頼を受付けています。 本講座は、地元の焼却プラントメーカーである株式会社アクトリーの資金で設立され、焼却炉排熱利用型農業の創成に取り組んでいます。平成25年度には、温水利用型の環境調整機能を有した温室が完成し、石川県の特産ブドウ‘ルビーロマン’の研究を開始しました。他にも本学の多くの教員が参加して、新産業の創出に向けて日々活動しております。寄附講座とは、企業や財団などからの資金的または人的支援を受けて行われる教育研究活動で、本学の研究レベルの高さを反映したものです。現在、二つの講座を開講しています。 産学官連携学術交流センターは、産学官、すなわち、企業・大学・国公立研究機関との連携を通して、実りある実用化研究が行われることを支援する機関です。特に、本センターは、本学と石川県自治体の関係機関や地域企業を結ぶコーディネーターの役割を担っており、研究を通した県内企業のイノベーションの創出の支援、本学のシーズと県内企業のニーズのマッチング相談、及び県内の公立研究機関による「食品技術研究者ネットワーク」を通した連携の強化などを行っています。また、県内の大学、公的機関、自治体などと包括連携協定を結んでおり、地域貢献や教育研究を推進しています。今後は、県外の産学官や国外の大学との連携を通して、新たな産業創出などをめざしたいと考えています。企業・大学・国公立研究機関との連携による実用化研究の支援産学官連携学術交流センターセンター長三沢 典彦 教授アクトリー・エコビレッジ創成学講座寄附講座自治体や関係機関、地域企業と連携して新しいビジネスの創出や新製品の開発を推進していくことは、本学の大きな使命のひとつであると捉えています。産学官連携学術交流センターは、生物資源工学研究所と同じ建物内に設置されており、地域社会並びに地域企業との連携をさらに充実させるため、産学官交流の促進と地域貢献を目指しています。具体的には、企業などからの相談や依頼の窓口として、その内容を的確に把握し、課題などを解決するために最適な本学の研究者をコーディネートし、必要に応じて、公設試験場の研究者や他大学の研究者を紹介します。また、自治体などを交えた連携が必要と考えられる場合は、そのコーディネートも行っています。隣接するいしかわ大学連携インキュベータ「i-BIRD」とも連携しながら、様々なコーディネート・支援活動を進めています。大学と企業・研究機関を結ぶコーディネーター主な業務内容i-BIRDとの連携地域社会との緊密な連携の推進と、地域社会の発展・向上のための支援共同研究、受託研究、奨学寄附金ならびに技術相談の受付と契約創出された研究成果の技術移転(特許権の譲渡・実施)とそのフォローアップ公開講座、研究成果発表会の開催研究室の公開や研究施設等の紹介契約された研究等のフォローアップ 本講座は、武田薬品工業株式会社が出資する(公財)発酵研究所の助成を受けて平成25年10月に開設されました。研究テーマは、「腸内シンビオシス(共生)の分子機序解明とその高度応用展開」です。ヒトの腸内には100兆を超える細菌(腸内細菌)が生息しており、ヒトと共生しています。私たちは、“シンビオジェニック(共生)因子“という新しい概念をもとにヒトと腸内細菌の共生関係を明らかにすること、また、その結果をもとにして良い共生関係を築く方法論を開発することを目標としています。研究の詳細はホームページをご覧ください(http://host-microbe.ishikawa-pu.ac.jp)。腸内細菌共生機構学講座38温水利用型温室ルビーロマンの収穫石川県立大学産学官連携学術交流センター企 業いしかわ大学連携インキュベータ(i-BIRD)金沢大学石川県立看護大学石川県研究機関北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)金沢工業大学(K.I.T)(公財)石川県産業創出支援機構(ISICO)

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