獨協大学 大学案内2018
61/160

歴史から現在、そして未来をどう考えるか。あなたなら、どんな視点で発言しますか?第一次世界大戦に日本が参加した理由は、同盟国を優先した当時の内閣総理大臣の独断にあったように思える。現在の憲法は、この時の反省を踏まえて、交戦権否定の事項が設けられているのでは?この時の教訓が現在の憲法制定の理由?当時、同盟を組んでいたことで戦争に巻き込まれた国も多くあった。現在、集団的自衛権を前提とした安全保障条約がアメリカと結ばれているが、同じことが繰り返される可能性もあると思う。戦争が「総力戦」となったことで、国の生産力を上げるために女性達も社会へ進出。戦争は反対ですが、社会保障制度が作られたのも寡婦手当がきっかけ。現在の社会基盤が整ったのは良かったと思う。飛行機の出現によって戦線が拡大。武器を持たない非戦闘員の戦死者数が、戦闘員の数を大きく上回ってしまった。戦闘兵器がきっかけで、技術力が一気に進歩するのは、皮肉としかいいようがない。▲ LIVEゼミナール [グローバリゼーションと経済政策]戦争で生まれた、功と罪Today's Focus同盟を組むことが最適なのか?女性の社会進出が世間に認められたのは良かったと思う。技術の進歩が未曾有の惨劇を生むきっかけとなった。第一次世界大戦中、フランスで使用された砲弾は約14億発。その約1割の不発弾が今も地中に埋まっている。全て処理できるのは約700年後。戦争は将来に亘って、犠牲者を生み続けるものだと思う。全ての不発弾を処理するのは700年後という試算が!今日ある社会保障制度や労働法が整えられたのは第一次世界大戦以降です。現代社会の仕組みを理解する上で、その全ての出発点となった第一次世界大戦の時代背景を、多角的な視点から考察します。歴史を学ぶことは、過去と現在のつながりが見えるようになること。そうした目を養う力を身につけてください。本田 浩邦 教授このテーマのポイントイギリス軍とドイツ軍の衝突から始まった第一次世界大戦。誰もが数ヶ月で終結すると思っていた衝突が、世界中を巻き込む未曾有の惨劇へと発展。その一方で、「現代の始まり」と言われるほど、さまざまなものがこの戦争で生み出されました。どんなテーマ?59経済学部経済学科

元のページ  ../index.html#61

このブックを見る