沖縄国際大学 大学案内2019
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日本語における「音」の出現頻度に関する一考察 | 沖縄の若者の話し言葉にみる男女差 | 日本語の乱れについて̶規範的な日本語と比較して̶ | 季感表現について̶ | 久高島方言の形容詞 | 『しまくとぅば読本』を用いた方言教育の指導案作成 | 学校教育における「方言教育」の実践案̶宮古島市西原研究 | 御伽草子の研究 | 伊曽保物語の研究 | 龍の文化史的研究 | 学校図書館とボランティアの連携の現状と課題 | 沖縄の学校図書館におけるついて | 漢字の読み仮名について | 動物を使った諺の研究 | 琉球の染と織に関する考察 | 日中「仏教」の比較 | かるたの起源と派生 | 日韓「怒り」漱石「三四郎」研究 | 村上龍「限りなく透明に近いブルー」研究 | 小泉八雲「雪おんな」研究 | 夏目漱石「夢十夜」研究 | 夢野久作「瓶詰の地獄」研究 | 樋オタクメディアと報道倫理に関する一考察 | 児童書の表現規制に関する一考察̶「おおかみと七ひきの子やぎ」を対象として̶ | 公共図書館における性| 都道府県立図書館の機能と役割分担に関する一考察 | ヤングアダルトサービスと「子どもの貧困」 | 琉球芸能と紅型について | 地域別にみる民俗エ音の違い | 普久流歌人恩納なべ・取る恋愛観 | 名組踊「花売の縁」とエイサーについて 方言研究 | 琉球| 御願言葉からみ信仰 | 屋慶名方活用について̶ | いて | 岡本かのの女性を中心に̶ シカ」論̶女性ヒ女表象から見える本伸行論̶作品か今̶ | 「時をかけ究̶原作と実写映て̶ | 「ゴジラ」年)̶日本に三度来た日̶ | NOTE』登場人物のら見た考察 | 『銀夜』考察̶幸いを河へ̶ | 堀辰雄素描」「聖家族」を| 「遊☆戯☆王」遊☆戯☆王オフィム」の関連̶原作・カードゲームへのて̶ | 中島敦「古葉の関係̶ | 小| 励ましの言葉か察 | 広告キャッチに関する一考察 | ぐちの「○○さー」| 音楽メディア別| 海外メディアにメージ | コミュニレーミングに関す考察 | 同意・行動る際の間接的表現る一考察 | 人はときに恐怖を感じの国際比較 | 韓本語学習者の「受文」についての一考世代別にみるメの選択 | 大阪人ん」の使用実態 | 四孝論 | 日本霊論 | 沖縄文学の論 | 浜松中納言論 | 首里地区に獅子舞文化論 | 式部日記論 | 国育におけ地域の言化の教材化̶伝統中心に̶ | おく道論 | 『古事記』るイザナミ・イザナ研究 | 国語科に非連続テキストの| 吉野の歌枕と論 | 国語科教育る「伝え合う力」の国語科教育-道徳- | 国語科教育-方言話者の増加地域言語と人の感れと若者語 | 小に伴う言語発達に教育に活かされる本語における「音」る一考察 | 沖縄にみる男女差 | いて̶規範的な日| 季感の弱い季景̶ | 日本語の名からみる音象徴における若者の書の意識調査 | う取における待遇表ついて̶ | 久高| 『しまくとぅば読教育の指導案作成 ける「方言教育」の市西原を対象に̶ 言における副詞の意味記述 | 物語に見る鬼の研究 | 昔話の研究̶̶「かちかち山」を中心に | 『源氏物語』の研究̶̶葵上について | 星を読む̶̶宮澤賢治作品研究 | 御伽草子の研究 | 考察 | 日本と諸外国の児童サービスの比較をとおして | 沖縄における移動図書館の現状と課題 | 日本人の通過儀礼について | 漢字の読み仮名について | 動物を使った諺の研究 | 琉球の染「山月記」研究 | 志賀直哉「城の崎にて」研究 | 福永武彦「冥府」研究 | 夏目漱石「三四郎」研究 | 村上龍「限りなく透ごりえ」研究 | 太宰治「人間失格」研究 | 障害者表現に関する一考察-マスメディアにおける自主規制をめぐって- | 現規制に関する一考察̶「おおかみと七ひきの子やぎ」を対象として̶ | 公共図書館における性同一性障害者に対する個人情報収集の課題 | 沖縄県における公共図書館の非正規雇用問題 | 球芸能と紅型について | 地域別にみる民俗エイサーについて | 地域別にみる年日について | 歌三線奏者の在り方について | 沖縄の屋敷の御願̶祈りの言葉グイスについて̶ | 沖縄の民謡、日本・韓国の感情表現比較 - “怒り”の表現に注目して もともと古典文学や古典芸能の世界に興味があった私は、2年生の時に派遣された東京・桜美林大学への国内留学中も、休みのたびに神社仏閣めぐりをしていました。神社や仏閣にはいろいろな像が飾られています。その中には不思議な、邪悪にも思える像もたくさんあり、不思議な魅力を感じていました。 3年生後期から本格的に取り組んだ卒業研究では、「妖怪」をテーマに、その語義を改めて考えてみよう、という研究を進めました。妖怪と似たような言葉で、「幽霊」や「お化け」といった語がありますが、これらはどのように区分できるのか。国語辞典、百科事典だけでなく、古典の文献もひも解いて語義を調査したところ、「妖怪」は人以外がなるもの、「幽霊」は人がなるもの、「お化け」は「化け物」の幼児語で、妖怪の概念に含まれる、ということが徐々にわかってきました。 卒業研究を進めていく上で1つ気になったのは、「妖怪」の「妖」という文字です。「妖」も「怪」もいずれも「あやしい」という意味上がるのですが、「妖」の方には「女性のなまめかしさ」という意味が含まれています。男の妖怪もたくさんいるのに、なぜ女偏がつくのか。卒論では十分な資料が集められなかったので、これからの課題としたいです。 卒業後は澳門大学で日本語教師のインターンとして派遣されることが決まっています。海外の学習者にとって、日本語の難しさは類語が多いところにあると聞いたことがあります。卒業研究で学んだことも活かして日本語と日本文化を伝えられる教師になりたいです。日本妖怪考 - 「幽霊」「お化け」との相違点おもしろゼミナール入門日文は「卒業論文」が熱い!TOPIC-1 私は大学3年生のときに、韓国にある韓南大学に留学しまた。留学前からも学内で留学生と交流することが多かったのですが、どこどこの国の人はこんな人だ、というステレオタイプや先入観をもたずに接したいと思っていました。しかし、実際に韓国で生活してみると、喜怒哀楽の表現が日本人と韓国人では違うなと感じることがたびたびありました。韓国の友人からも「日本人留学生は感情をストレートに表現しない」「何を考えているかわりづらい」と指摘されたことがあります。こうした経験の中で、「お国柄」のようなものは必ずしも否定されるものではなく、あって当然なのかな、と感じるようになりました。 卒業研究では、こうした経験を活かして、日韓の感情表現の比較研究を進めています。「怒」の感情表現に注目して、日本版のドラマと韓国版のリメイクドラマを比較するという研究です。例えば、「花より男子」というドラマでは、日本版も韓国版も怒る表現は似たようなものですが、日本版では「このヤロー」「ばっかじゃないの」などの短い言葉で済ませて、その後はふてくされた態度で怒りを表現するのに対して、韓国では「このヤロー」などのセリフの後になぜ怒っているのか、あなたのどこが悪いのか、ということを事細かに説明する場面が多いことが分かってきました。「韓国人は怒りっぽい」「日本人はおとなしい」というステレオタイプをよく耳にしますが、必ずしもそうとは言い切れず、感情表現の方法に、言葉に頼るのか・言葉以外の要素に依存するのか、という違いがある、という結論に至りました。 留学中に学んだ語学力を活かした職業に就くため、卒業後は日本語教師の仕事をしながら、日韓通訳の勉強のための学校に進学しようと計画中です。これからも日本と韓国との交流のために自分なりに学びを続けて行きたいです。GRADUATION THESIS 01GRADUATION THESIS 02TOPICS日本文化学科多文化間コミュニケーションゼミ所属向陽高校出身渡久山千聡[ とくやま ちさと ]古典文学・比較文化ゼミナール所属那覇国際高校出身我那覇隆史[ がなはた かふみ ]OKIU 2019 General Information Bulletin096

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