沖縄国際大学 大学案内2018
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「沖縄の財産は“人”しかないと思っています」 大学生になったら社会と繋がりのある活動に参加してほしいと思います。世界を変えようとか、地域を良くしようと思っている団体とか、大人がそこにはいます。そういった中で、大学の4年間というのを有効に活用してほしいですし、そこでは気づきや学びも多いはずです。気づきや学びがあると学校で学習する意味も深みが増してくると思うので、学外に出て世の中を変えたいと考えているような人や団体、チームにどんどん参加してほしいなと思っています。受験生や在学生へのメッセージ 短期大学部を卒業後、居酒屋でアルバイトをしていたのですが、改めて「自分はそもそも何をしたかったのか」を考える時間を作るために商学科に編入しました。在学中は、県内大学の有志と学生向けのポータルサイトを制作したりしていました。また、従兄弟と共同出資で最初の会社を立ち上げましたが、本土と同じ品質のものを作っているのに「沖縄だったら開発にかかる人件費を安く抑えられる」と言われ、悔しい思いをしました。そこで「沖縄には優秀な人材、優秀な企業がたくさんあるから彼らと提携しよう!」そう言われるような事例を作ろうと思って、最初に立ち上げた会社を辞めて作ったのがレキサスです。インターネットのサービスを提供する会社であれば、人件費ではなくサービスそのものの品質を強みに、場所にとらわれることなくビジネスができます。また、自分たちで開発して自分たちで直接世の中に提供できますし、それをエンジニアひとりでも実現することもできるのが、インターネットビジネスの面白さです。 その後、レキサスとして初めての東京進出が上手くいかなかったときに、海外を見て回る機会を増やしました。その結果、自分の生まれた島をより幸せに発展させる会社でありたいと思うとともに、学生時代にシリコンバレーに来ておけば良かったと後悔しました。沖縄を強くするためにはシリコンバレーで通じる企業やエンジニアがたくさん出てこなければ駄目だ、と思って立ち上げたのがIT frogs(現・Ryukyufrogs)です。グローバルに活躍できる人材を生み出す仕組みを作るために、学生を選抜して毎年シリコンバレー研修に送り出しています。沖縄の財産は“人”しかないと思っています。未来は子どもたちの教育でしか実現しないですよね。幼少期からそういう環境があって、才能が伸びていくと、トップのレベルも上がってきます。ボトムは地域に根ざしたプログラミング教室とかデザイン教室とかでも良いし、「レゴ®スクール」のような場所があっても良いと思います。そこで才能のある子を、ちゃんと上のレベルにどんどん吸い上げていく仕組みを作る必要があります。そういう環境を沖縄に作れば、自ずと「沖縄には優秀な人材が多いね」と言われるようになります。それは県外や海外から見たら沖縄の大きな財産、強みになります。 レキサスは「株式会社沖縄県」だと思っているのですが、そこで私たちが長期的な視点に立って事業を作っていくためには「テクノロジー」「人材」「資産」の3つが必要だと考えています。「資産」は沖縄そのものです。僕らは「テクノロジー」からスタートして、いま「人材」の事業をしっかりやろうとしています。そして、「テクノロジー」と「人材」を掛け合わせることで、グローバルに通じるサービスやプロダクトをこれから生み出していこうと思っています。また、例えば「観光」×「IT」など、沖縄の各分野とITを掛け合わせたクリエイティブなことを仕掛けて、沖縄の産業そのものの付加価値を上げていきたいと考えています。016OKIU 2018 General Information Bulletin

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