沖縄国際大学 大学案内2018
131/212

究 | 武士道の研究――中世を中心に | 百田尚樹「永遠の0」研究 | 百鬼夜行絵巻の研究 | 日本刀の精神史 | 読むことの学論 | 太宰治「女生徒」論 | 太宰治「グッド・バイ」研究 | 図書館施設におけるバリアフリー | 森茉莉「恋人たちの森」研究 | 森中のジェンダーバイアス | 江戸川乱歩「芋虫」論 | 公共図書館と思想系資料 | 御伽草子と昔話の研究――狐について | 古事賢治「グスコーブドリの伝記」研究 | 宮古共通語「べき」に関する共時的研究 | 中学校図書館におけるライトノベルの取り扱い |いて | 琉球舞踊における所作について | 与那原大綱曳の研究 | 洋画と邦画に見る「愛情表現」の比較 | マンガみる方言を使用ラ」の分析 |沖縄県系子選択とアイの関係 |みる糸満方| 火の神信―祖母の御の物語 |り」に関する日本つい語を日本つい語の国語| ンガバイ幼児について | 那覇市宇栄原の昔話について |中国と日本のeコマースにおける使いて | 戦における名| | 新聞語に関する初対面二者みる談話分母語話者と話者の比較再考 | 挿研究 | 図められる接| 古文にお転移の研究メージ調査 | お土産としての「うちなーぐち」 | オノマトペと味覚の関係性について | 沖縄の葬祭―洗骨を中心に | 沖縄のこと研究 | 沖縄県内公共図書館における光源活用の現状 | 映画のキャッチコピー| 伊良部島の方言について―池間民族の方言と伊良部方言の比較 | YUI「聞きなし」言語論 | 「怪獣使いと少年」について―上原正三脚本の特徴 | 遊戯に見る表現と語彙について-ビリヤードと撞球・・・日本文化学科には12のゼミナールがあります。ゼミナールとは10名程度の少人数クラスで、卒業研究を行うための授業です。学生たちはそれぞれの研究室に所属し、授業時間外も各自が設定したテーマで長い時間をかけて調査・研究を行い、卒業論文を執筆していきます。ここでは2016年度の卒業研究から3つをご紹介します。数詞表現に関する一考察― 和語数詞と漢語数詞の比較から見えてくる日本文化・中国文化[ 2017年1月インタビュー ]学科長に聞いてみよう!によう!日本文化学科では3年生から「コース」を決定し、研究室に所属して、卒業研究を行います。「日本文化コース」には国語の先生を目指す学生は確かに多く在籍していますが、沖縄に詳しい国語の先生になりたい人は「琉球文化コース」を選んでももちろんOK。司書についても同様に、沖縄に多い外国人とのコミュニケーションができる司書になりたい人は「多文化間コミュニケーションコース」、現代文学・児童文学などに詳しい司書を目指すなら「日本文化コース」というふうに、各自の興味関心でコースを決めることができます。「コース」って何ですか? 国語の先生になるなら「日本文化コース」? 司書を目指す人はどのコースに進むべきですか?QA日本文化学科は学内で図書館での読書量が最も多い学科です。毎日、たくさんの課題図書を読まないといけません。読書をすることは視野を広げること・世の中を知ることに繋がります。確かに日本文化学科では受験生の8割くらいは専門職志望ですが、大学での日々の学びや読書を通して、入学時とは異なる新しい進路を見つける学生もたくさんいます。P122にも書いているように、言葉のプロを目指す日文のカリキュラムは、どんな職業にも役立つ社会人基礎力の修得を目指しています。「悩んでいる人ほど日文へ!」日本文化学科に興味はあるのですが、日文=「国語の先生」「司書」「日本語教師」というイメージがあって、将来の進路がはっきりしない私が受験していいのか、悩んでいます。QA受験生の皆様からよくある質問日本文化学科オリジナルサイト(Facebook、Twitter)も情報満載です。おきこくにちぶん学科長は受験生のお世話役。疑問・質問、何でも聞いてみよう。質問は電話やメールでも受け付けています。学科長:山口真也  098-893-4192  yamaguchi@okiu.ac.jp)比較文化・対照言語学ゼミ所属前原高校出身島袋愛佳[ しまぶくろ あいか ] 私は大学2年生の春休みに、短期留学制度を利用して台湾に行きました。もともと中国・台湾の文化や漢字に興味があったのですが、この留学経験を通して学んだことを卒業論文にも生かしたいと思い、3年生からは多文化間コミュニケーションコースの中の、比較文化・対照言語学ゼミで卒業研究を行っています。テーマは「数詞表現」。日本語(和語)には「ひとつ、ふたつ、みっつ・・・」という数え方がありますが、「ここのつ」までしか数えられないのはなぜなのでしょうか? 調べてみると、和語にも「十」以降の数え方もないわけではないようですが、あまり定着せず、中国から「個」で表す漢語数詞が入ってくるようになると、「十」以上も簡単に数えられる「個」が広がっていくようです。 言葉の違いを研究することは、日本人とはなにか、日本文化とはなにか、という探求にもつながってきます。日本語ではなぜ数詞表現があまり発達せず、中国ではなぜ発達したのか? そこには、古い時代の日本人はあまり数を正確に数える習慣がなかった、ということがあると考えられます。調べてみると、「千」や「万」「億」などの「単位」の概念も、古い時代の和語には存在せず、中国から入ってきた、という説もあるようです。 このことは、中国では文字に対して厳格な文化がある、ということも意味しています。中国には同じ「一」を表す漢字として、「壱」という別の表記の漢字があります。「三」も「参」と書いても通じます。「二」は「」や「弐」など、何種類か存在するようです。こうした表現が発達した理由はいくつかありますが、公文書などの文書上の数字をあとから数字を書き換えられないように、という説もあり、ここでも中国文化の数字への厳格さが浮かび上がってきます。 文字・言語はその国の文化をとても饒舌に語ってくれます。卒業研究ではなぜ中国では「二」の表記だけが多種類あるのか、まではきちんと解明できなかったので、これからも研究を続けていきたいです。GRADUATION THESIS 03枠の外の文字は2016年度の卒論のテーマ一覧です130OKIU 2018 General Information Bulletin総合文化学部日本文化学科

元のページ  ../index.html#131

このブックを見る