武庫川女子大学 大学案内2018
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 女性研究者の研究環境の整備や研究と家庭との両立支援とともに、スタートアップ支援システムを開発し、研究者の早期自立と研究力向上のための支援体制の構築やアメリカ分校と連携しながら国際的に活躍できる女性研究者の育成を目指します。本学では、女性研究者の支援の窓口として「女性研究者支援センター」を設置し、「キャリア支援部門」「国際化支援部門」「調査・広報部門」「関西圏女子大学連携部門」の4部門を柱として、研究環境の整備や支援制度の充実を図ります。 「関西圏女子大学連携部門」では奈良女子大学、神戸松蔭女子学院大学等の関西圏女子大学との連携を図り、女性研究者の研究力向上や共同研究等の取り組みを進めています。言語文化研究所 何気ない「ことば」の中にある不思議な、興味ある法則を探求し、言語文化の諸問題を追及しています。現代日本語や英語を中心とする外国語を取り上げて社会に問題を提起し、リポートしています。また、言語文化セミナーを開催し、研究者だけでなく、学生、地域の人たちと一緒にことばの問題を考えます。バイオサイエンス研究所 生命に対する本質的な理解と健やかな長寿に貢献することを目的として、生命科学、分子生物学、生理学、薬理学、栄養学、食品化学あるいは倫理学など、広範囲にわたる研究を展開。さらに、これらに関する学術講演会や研究会を開催して、この分野の先端技術教育や研究の活性化を図っています。健康運動科学研究所 身体運動の解析と教育・訓練、リハビリテーションなどの研究を行いシンポジウムの開催、雑誌「健康運動科学」の発刊を行っています。2017年度シンポジウム(秋頃開催予定)は「アクティブ・ライフスタイルの構築」で心理学、行動・社会科学、マーケティングなどの観点から身体活動・運動を捉え、行動を変容させていくことが主なテーマです。教育研究所 子どもや教師を取り巻く諸問題について、学際的に研究するとともに、教師等の対人援助職を対象とした研究会を開催しています。また、国内外の女子大学の比較研究、武庫川女子大学での教育成果についての調査研究等も行っています。本研究所を基礎として全国初の大学院臨床教育学研究科が設置され、2014年に20周年を迎えました。生活美学研究所 生活環境に関する意識が実際的・実利的なものから、美的・精神的なものに移行する時代に対応して1990年に設立。年間テーマを持って研究会を開催し、近年のテーマは箱、味、間、影、里、燦、素、遊。2017年は瞬。生活環境における意識の変容、生活美学における基礎理論、およびフィールド研究を進めていきます。国際健康開発研究所 健康と長寿をすべての人が楽しめるよう、生活習慣病になりやすい遺伝子(ゲノム)を持つ人でも、食生活や運動により元気に暮らせる社会の実現を目指します。WHO、ユネスコ、世界の大学と協力し、とりわけ人類の健康な未来を担う女性が輝いて生きられるよう、研究成果を食育などに生かし、社会的に貢献する女性を育てます。栄養科学研究所 文部科学省や厚生労働省の助成を受け、地域の行政や医療・福祉機関と連携し、高齢者や傷病者の健康長寿を目的とした、総合的支援システムの開発・実践を行っています。また、診療や食育などの教育・研究活動を通じ、将来の地域医療や福祉を支える優秀な人材や若手女性研究者を育成しています。■女性研究者支援センター 少子高齢化の進展、人口減の社会の到来といった状況の中、男女共同参画時代に対応するグローバルな視野を持った指導的女性を育成することは本学院に課せられた重要な任務です。この任務の遂行のため、2013年4月に男女共同参画推進室が設けられました。 2013年12月に表明された「男女共同参画推進宣言」に掲げられたテーマを具現化するため、ハード面、ソフト面での環境整備、女性研究者の活動支援、啓発活動の強化、現状分析と点検・強化、キャリア支援等々、計画の策定から実行までの推進を目指します。■男女共同参画推進室女性研究者の育成に向けた取り組み武庫川女子大学の研究所トルコ文化研究センター トルコ等のシルクロード地域諸国の、建築を中心とする生活、技術、文化に関する研究を行っています。また協定校であるトルコのバフチェシヒル大学からの留学生10人が、本学建築学科で設計演習に取り組むプログラムや、本学建築学専攻の学生が、海外(2016年度はイタリア)で保存修復実習に取り組むプログラム等も行っています。発達臨床心理学研究所 発達障がいや知的障がい、情緒障がい、不登校園、不適応行動などを示す子どもとその保護者に対して遊戯療法やカウンセリングなどを行う「心理教育相談部門」、生涯にわたる人間の知的・情緒的発達や人格形成などを研究する「発達心理学部門」があり、臨床心理士を目指す学生の研究と研修の場ともなっています。情報教育研究センター スマートフォンの普及に代表されるように、個人が個性を生かして情報通信技術(ICT)を活用する時代です。情報教育研究センターでは、学生の皆さんが自由に楽しく、生き生きとICTを活用できる環境づくりをしています。女性研究者支援センター4つの取り組み関西圏女子大学連携部門異分野交流会共同研究萌芽の支援国際化支援部門国際的に活躍できる女性研究者の育成キャリア支援部門キャリアパス設計と若手女性研究者のスタートアップ支援調査・広報部門意識改革の推進と女性研究者の採用・登用の活性化Mukogawa Women’s University Graduate School /One-Year Graduate Programs資格・進路・武庫川女子大学の研究所大学院・専攻科 Campus Guide 2018109

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