横浜市立大学 大学案内2019
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ゲノム科学・タンパク質科学・細胞生物学・構造生物学・計算科学・物質科学を基盤として、複雑な生命現象を分子・原子からなるナノシステムとして捉え、理解するカリキュラムを編成しています。次世代の薬品開発・食品開発・環境問題を解決する生物開発・物質開発、情報・エネルギーに関連するデバイス開発などの幅広い分野で活躍するための教育を行います。また、国内外の先端的な研究機関と連携するとともに、海外の研究者との交流や学生の交換交流を積極的に図り、国際的な人材の育成を目指しています。さらに、知的財産管理の知識、起業に関する知識を修得するための講義科目を設け、社会的なキャリア形成の構築ができるよう支援します。自然科学の階層的専門研究を融合するカリキュラム編成と国際化推進● ゲノム科学● 遺伝資源科学● 応用ゲノム科学● 極限環境ゲノム科学● バイオプロダクト科学● 環境システム科学● 発生システム制御科学● 分子細胞ネットワーク科学生命環境システム科学専攻博士前期課程博士後期課程8つの部門物質システム科学専攻博士前期課程博士後期課程8つの部門● ナノ物質科学● 集積情報科学● 光物質科学● 知覚情報科学● 量子表面科学● 物質計測科学● 計算物質科学● 有機物質科学生命ナノシステム科学研究科物質システム科学専攻/生命環境システム科学専攻Graduate School of Nanobioscience大学院● 関連する学部:理学部 / データサイエンス学部■ 学生の声私は連携大学院である農研機構の生物機能利用研究部門に所属しています。農研機構では大学よりも多岐にわたる研究分野が存在しており、他分野の研究者と関わることで自身の視野を広げることができるとともに、さまざまな視点から研究のアドバイスをもらうことができます。八景キャンパスとは雰囲気は違いますが、将来、研究者を目指したい方にはとても魅力的な環境だと思います。YCUでは農研機構の他に、理化学研究所や海洋研所属:連携大学院 農業・食品産業技術総合研究機構横浜市立大学 国際総合科学部卒2017年度 YCU Best Student Award受賞時の写真生命ナノシステム科学研究科 生命環境システム科学専攻 博士後期課程 3 年三上 雅史Masafumi Mikami究開発機構等、多くの機関の研究室と連携しています。生命ナノシステム科学研究科では、カリキュラムの中に、研究機関の研究者の講義を聴けるチャンスもあり、このような機会は横浜市立大学独自の良さだと思います。また、他大学と比べて、学生数は少ないように感じることがあると思いますが、その分、教員の指導が行き届き、十分なサポートが得られるのも特色の1つです。■ 修士論文テーマ例 2017年度修了者●植物由来香気成分(イソオイゲノール)の酸化反応とバニリンの生成機構●燃料電池応用に向けたFe-N添加カーボンナノウォール触媒の作製と評価●二分子積層によって構築した分子ダイオードの構造や伝導特性に関する研究●Synthetic studies of scopadulciol, an inhibitor of Wnt signaling pathway など●パンコムギにおけるCRISPR/Cas9システムのための標的配列の最適化●Identication of metabolites from bacterial benzo[a]pyrene biotransformation by LC/ESI-MS/MS●フタル酸エステルによる生殖毒性の評価を可能にするin vitro再構築精巣の作製 など博士前期課程・博士後期課程[就職]エーザイ株式会社エスエス製薬株式会社カシオ計算機株式会社株式会社IHI株式会社NTTデータ株式会社資生堂株式会社野村総合研究所株式会社メタルワン株式会社LIXIL気象庁キヤノン株式会社昭和シェル石油株式会社ソフトバンク株式会社チロルチョコ株式会社テルモ株式会社トヨタ自動車株式会社[就職]アース製薬株式会社小野薬品工業株式会社オリンパス株式会社株式会社伊藤園株式会社LSIメディエンス株式会社明治株式会社横浜銀行キリン株式会社塩野義製薬株式会社シミック株式会社自然科学研究機構 国立天文台新日鐵住金株式会社中外製薬株式会社東京都庁独立行政法人理化学研究所日本調剤株式会社[進学]横浜市立大学大学院など[進学]横浜市立大学大学院   京都大学大学院                    など■生命ナノシステム科学研究科 修了後の主な進路 2010年度~2017年度修了者物質システム科学専攻生命環境システム科学専攻日産化学工業株式会社日本調剤株式会社日本放送協会(NHK)日本発条株式会社日立化成株式会社横浜ゴム株式会社               などネスレ日本株式会社バイエル薬品株式会社ホーユー株式会社丸大食品株式会社Meiji Seika ファルマ株式会社           など生命の基本設計図であるゲノム生物学を基盤とし、多様な環境に生きる動物・植物・微生物の生体分子の構造と機能を解明します。基礎生物学、農学、薬学、生化学などをバックグラウンドとして、生体分子のネットワークとしての代謝、細胞、個体、生態系をシステムズ生物学の視点から明らかにすることにより、食糧・健康・環境などの人類のかかえる課題の解決に貢献することを目指します。基礎科学から生まれた知識・科学技術は現在ではナノ科学として開花し、物質現象だけでなく生命現象を解き明かす計測原理や情報解析原理のイノベーションを創出しています。本専攻では、電子・原子・分子の視点から、生命物質を含めたナノシステムに対して、“実験科学”(合成・計測・評価)と“計算科学”(計算・情報・予測)を駆使することで、ナノシステムの原理を理解するだけでなく、新たなナノシステムを創出し、社会に貢献します。物質システム科学専攻生命環境システム科学専攻84

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