横浜市立大学 大学案内2019
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人の生活を支えるうえで不可欠なエネルギー系の分野に関心のあった木野田さんは、大学3年次に東京ガス株式会社のインターンシップに参加。優しく真摯に接してくれた社員や働く環境に魅了され、同社への入社を志望したという。2017年7月から東京ガスカスタマーサポート株式会社の料金業務管理部に出向。ガス検針・料金収納を行うための業務フローの設計、およびガスの自由化に伴う現場の混乱を緩和させるための整備や関係各所への周知などの企画業務を担当している。「現場の担当者約2,000人や関係各所に大きく影響する業務のため、現場の業務実態や各所からの課題・要望を引き出して精査し、なるべくシンプルな設計を行うことで現場に浸透させられるよう気をつけています。」ひとつの事象を多角的に捉え考察する姿勢は、学生時代に社会学を学ぶ中で培ってきたものだ。「大学生活は自分次第でいくらでも可能性を広げることができるので、自分のやりたいことをやり抜いてください。」File no.3国際総合科学部 国際教養学系 人間科学コース 2012年卒業直面するさまざまな課題・要望を多角的に捉え、簡潔な改善策を導く。お客さまサービス部東京ガス株式会社木野田 有美Yumi Kinoda国立がん研究センターの疫学研究部で糖尿病やがんを中心とした疫学研究を行いながら、同センター中央病院において臨床医として現場で患者さんに向き合う。「生活習慣病と病気の関係性」については、実験室での研究だけではわからないことも多い。『人』を対象にした調査で、患者さんとそうでない人の生活習慣や社会生活に関する膨大なデータを収集し、それらを解析する研究が疾病を解明するためには不可欠だ。後藤さんは、もともと糖尿病を専門とする臨床医だった。そのため、常に臨床医としての視点と、患者さんの視点を大切に、「臨床医の目」で研究に向き合いたいのだと言う。「その原点は大学4年の時の臨床実習で初めて患者さんに接した時です。医師としての責任の重さを認識しました。」また、後藤さんは学生時代、2度の海外留学を経験した。「YCUには学生がやりたいことを尊重し、夢を後押ししてくれる環境があります。しかし、どの道に進むかを決めるのは自分。YCUから羽ばたいていった多くの先輩たちのように、ぜひ自分のやりたいことを見つけて道を拓いていって欲しいですね。」File no.5医学部 医学科 2004年卒業現場に向き合うことで気づけた予防医学・疫学研究の重要性。疫学研究部 代謝疫学研究室 室長国立がん研究センター社会と健康研究センター後藤 温Atsushi Goto総合内科・歯科・がん救急科 医員中央病院※学生の所属は、現行の学部・学系・コース名となっています。活躍する卒業生12

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