東京経済大学 大学案内2019
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詳細P.19 2012年4月、株式会社みずほ銀行に入行。東京・多摩地域の日野駅前支店で個人担当の営業に従事した後、2015年2月、宮崎県下で唯一の支店、宮崎支店に着任。東経大在学中、金融キャリアプログラムで2級FP技能検定資格を取得した。 東経大は、高度な資格取得や語学力の習得を目的とした選抜制の「アドバンストプログラム」を設けています。その一つである金融キャリアプログラムでは、金融に関する業界研究や企業見学会、就職活動を支援する面接練習などが行われています。また「葵金融会」は東経大卒業後、金融業界に就職したOB・OGで構成される組織。所属会社や業種を越えて連携し、講演会や交流会を通して在学生のキャリア設計や就職活動を支援しています。 宮崎支店に着任して3年目を迎えました。それまでは東京の日野駅前支店にいました。地方支店での勤務は、自分から望んだことです。生まれ育ちや大学、職場も東京でしたから、若いうちに都内とは異なるお客さまにお会いしてみたかったのです。日本経済の中心である東京を、外からの視点で見たいという思いもありました。 支店が変わっても、個人のお客さまを担当する点は変わりません。ただし、焼酎メーカーをはじめ地場産業を支える企業や地元医療機関のオーナーなどは、宮崎支店に来て初めて担当したお客さまです。忙しい方ばかりですから、いただいた短い時間のなかで簡潔かつ明快にお話しすることが求められます。提案の内容は、投資信託、生命保険といった資産運用、各種ローンなど多岐にわたります。地方銀行や信用金庫などの地元金融機関が、県内の隅々まで支店網を張りめぐらす地盤ですから、私は〈みずほ〉のグループとしての強みを生かし、さまざまな金融サービスを組み合わせた提案をすることに力を注いでいます。 東経大入学時、「多様な人と出会い、その人たちのお役に立てる仕事に就きたい」という漠然とした思いを持っていました。金融キャリアプログラムを通して葵(あおい)金融会の会合に参加したことがきっかけで銀行をめざすようになりました。そこで金融業界で働く卒業生の生の話を聞き、銀行こそが自分の望む仕事を実現できる場所であると気づきました。以来、金融キャリアプログラムで一緒に学ぶ仲間と目線の向きを同じくし、葵金融会で出会った卒業生を将来の目標として銀行への就職をめざしました。葵金融会や金融キャリアプログラムに参加するなど、自分から動き始めた途端、あいまいだった将来の姿が具体化して社会への道が開けたような思いでした。 入行して以降、フィンテック※の進展など金融業の業態を揺るがす変化も起きており、銀行も変わっていくことでしょう。しかし、テクノロジーが進歩しても、銀行業が人と人との信用で成り立つ仕事であることは変わらないと思います。その点で、宮崎での仕事は必ず将来につながる経験になると考えています。そして、いつかお世話になった葵金融会を通して、私の経験を東経大の後輩に伝えたいと思います。※フィンテック:Finance(金融)とTechnology(技術)を組み合わせた造語。ファイナンス・テクノロジーの略。株式会社みずほ銀行経済学部 国際経済学科 2012年卒業東京都立調布北高等学校 出身稲田 陽介さんいなだ ようすけ学生の向上心に応えるアドバンストプログラム自らの希望で地方支店へ勤務地が変われば個人の顧客層も変わる漠然とした将来への思いが金融キャリアプログラムへの参加で具体化していったITの進歩により変化を遂げる金融業界と変わらない個人の信用自らの希望で地方支店へ勤務地が変われば個人の顧客層も変わる漠然とした将来への思いが金融キャリアプログラムへの参加で具体化していったITの進歩により変化を遂げる金融業界と変わらない個人の信用[ 稲田さんの場合 ]想定超えの4年間5

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