東京経済大学 大学案内2019
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学生にとって身近な「若者と雇用」に関する課題を公的データやインタビューに基づき実証的に検証日本の経済発展と企業成長に欠かせない開発途上国の現状を理解し、今後のキャリアに生かす 日本が官民挙げて「働き方改革」を進める現在、ゼミではこうした社会の動きを学生の目線に引き寄せ、若者の雇用について研究しています。研究の入口は、多くの学生が経験するアルバイトです。学生はそれぞれのアルバイト先における課題に対して改善策を考えます。その後グループワークに切り替え、メインテーマである「若者と雇用」について、「AIと雇用」や「女性の働く職場」などの個別問題を取り上げ、グループごとに発表します。締めくくりは、すでに社会人として働く方へのインタビュー調査を実施し、すべての研究成果を『調査研究報告書』にまとめます。 学生にとって身近なテーマですが、重要なことは経済的事象pick up ゼミや社会的背景を学術的に実証することです。そのため、労働経済白書などの公的データを読み解く力も養い、先入観や印象にとらわれない客観的かつ多面的な視点を養います。経済系ゼミ国際経済系ゼミSTEP1個人研究形式で、アルバイト先の課題と改善策を考えます。STEP2グループで、「若者と雇用」に関する個別テーマの研究に取り組みます。STEP3社会人へのインタビューを実施し、1、2の成果と総合して、報告書にまとめます。日本と開発途上国 世界の人口76億人のうち、80%以上におよぶ64億人は開発途上国で生活しています。途上国の多くは、第2次世界大戦以降に政治的な独立を果たしましたが、今も経済面での課題を抱えています。戦後、先進国に追いつこうと各国が試行錯誤したものの、成功したのは東アジアを中心とする一部の国に限られます。日本は「成功した国」の一つです。しかし、今は少子高齢化問題を抱え、かつてのような経済成長は望めず、今後の経済発展と企業成長には、途上国との連携が欠かせません。こうした状況を踏まえ、ゼミでは「日本と途上国」をテーマに、中国やインド、東南アジア諸国など今後の経済成長が見込まれる途上国の経済、社会、政治などを学びます。 学生の自主的学習を重視しつつ、企業から招くゲスト講師による講義や海外ゼミ研修などにより、日本と途上国の現状について具体性を持った理解を深めます。どちらも、今後のキャリア形成に不可欠な知識となるはずです。安やすかわ川 隆りゅうじ司 教授羅ら 歓かんちん鎮 教授「若者と雇用」—「働く」を考える 経済学部経営学部コミュニケーション学部現代法学部キャリアデザインプログラムEDUCATION QUALITY総合教育科目/教職課程31

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