東京理科大学 大学案内2018
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(2017年4月1日現在)[専攻]生産システム工学 [研究]オペレーションズ・リサーチ、最適化、シミュレーション[テーマ例] 1サプライチェーンの設計と管理 2生産・物流スケジューリングアルゴリズムの開発 3多段階生産・物流システムのシミュレーション解析オペレーションズ・リサーチとは、世の中のさまざまな問題に対して数理モデルを構築し、数学やコンピュータを用いて問題を解決する科学的技法です。本研究室では現実社会における問題を発見し、モデルを構築し、それを解くためのアルゴリズムの開発、シミュレーションモデルの設計やその実装などを中心に研究を行っています。主に生産システムを対象に取り扱っていますが、その応用先は多岐にわたり、現在は異なる分野の問題解決やこれらの技術を応用させたビジネスモデルの設計に挑戦しています。石垣 研究室指導教員/石垣 綾 准教授[専攻]品質管理、応用統計学 [研究]統計的品質管理[テーマ例] 1形やパターンで表現される特性値の最適化とモニタリング 2難燃化木材・保存処理木材生産における品質管理 3プロセスの状態変化検出・異常検出に関する研究 一人ひとりが安心安全に十分な機能を享受できる“もの(=よき質)”を提供するには、機械や電気、化学などの知識と同様に、“もの”の質データを分析し、最適化する技術、それを効果的に活用するしくみ(=品質管理)が必要です。本研究室では、統計学から機械学習まで視野に入れて、よい質を実現するためのデータ分析方法を研究しています。これまで難しいとされてきた木材加工(天然材料)の品質管理にもチャレンジしています。安井 研究室指導教員/安井 清一 講師[専攻]統計的データ解析 [研究]統計解析、品質管理[テーマ例] 1ケアプラン作成支援システムによるケアの質向上 2ヒートアイランド現象の統計解析 3競技の統計学世の中では実に多くのデータがとられており、さまざまな統計手法が用いられて解析されています。しかしながら、どのようなデータにどのような手法を用いればよいのかは現実の解析で必ず直面する問題です。本研究室では幅広い分野(ヘルスケア、環境、製造工程、ISO、競技等)における、実際のデータ解析において遭遇するさまざまな問題点に対して、実践的な解決案を開発、研究しています。鈴木 研究室指導教員/鈴木 知道 教授[専攻]計算機科学・情報工学 [研究]データマイニング、機械学習[テーマ例] 1機械学習による顧客離反可能性の予測とマーケティングへの応用 2データマイニングによる創薬支援・植物免疫活性に関わる規則性発見の研究 3オープンソースに基づくアナリティクスソフトウェアの開発ビッグデータからの規則性発見、知識抽出を行い、その結果を戦略的に活用していく方法論を研究しています。具体的には、生命・医療系のデータマイニング、クラウド型Webアプリのログからの消費者行動モデル生成など、特定分野の専門家や企業と連携して迅速かつ合理的に分析結果を引き出すアナリティクス工学を経営工学的視点から実践していきます。グローバル情報化の時代にマッチした学生を輩出すべく研究を指導します。大和田 研究室指導教員/大和田 勇人 教授[専攻]数理工学 [研究]ロジスティクス工学、数理最適化[テーマ例] 1効率的な船舶スケジューリングのための整数計画モデルとその解法 2半正定値最適化問題に対する主双対内点法のソフトウェア開発 3最大フロー問題を用いた避難計画策定手法の開発数理工学は、数理的方法を用いてさまざまな問題に挑戦するための学問体系です。現実問題の構造を解析し、数理的に定式化することでその解決を目指します。本研究室では、特に物流や在庫管理などロジスティクスにおける諸問題に力を注いでいます。また、数理モデルへの定式化にとどまらず、その計算機ソフトウェアの開発、および数値実験による性能解析の研究もすすめています。小林 研究室指導教員/小林 和博 講師[専攻]経済性工学 [研究]金融工学、エネルギー経済学、医療マネジメント、政策科学[テーマ例] 1不確実性下における企業の投資意思決定 2再生可能エネルギー政策の経済分析 3医療マネジメントの最適化社会経済システムには様々な不確実性やリスクが存在します。そのため、企業や政府が意思決定を行う際、不確実性を考慮した評価・分析を行う必要があります。本研究室では、不確実性下での意思決定手法である確率計画法やリアルオプションにより、投資プロジェクトの経済性評価や政策・規制の費用便益分析に関する研究を行っています。特に、金融、エネルギー、医療それぞれの分野へ応用し、それらの意思決定分析や評価手法の開発を進めています。髙嶋 研究室指導教員/髙嶋 隆太 准教授[専攻]環境エネルギーシステム工学(エネルギー学)、化学工学、LCA [研究]エネルギーシステム・プラントのプロセス設計、農工・食システムの設計、システム評価等[テーマ例] 1水素社会を目指したバイオマス水素製造システムとその利用技術導入に関する研究 2農工連携による新たな農業システムの構築 3環境対策と予防医学への貢献を評価する環境統合指標の開発など再生可能エネルギーの利用技術・システムについて、他分野との連携によるバリュー創出を目的に実験的検証とLCA等による環境指標を利用した研究を進めています。特に、原料から製品の市場への投入までの環境を考慮したチェーンについて、新たなシステムの提案とその効果等について環境統合指標や規格化を含め産学国際連携を推進しています。また、再生可能エネルギーの将来のあるべき供給パスの1つとして、農業分野と連携し、地球環境(健康)と人の健康に関する研究も行っています。堂脇 研究室指導教員/堂脇 清志 教授[専攻]情報システム工学 [研究]メタヒューリスティクス、エージェントシステム[テーマ例] 1メタヒューリスティクスに基づく最適化アルゴリズムの設計・応用 2機械学習アルゴリズムを用いた知的エージェントの設計・応用 3知的ユーザインタフェースシステムの開発人間が持つ知的情報処理能力を備えた情報処理システムの設計および開発に関する研究を行っています。特に、多くの制約条件を満たした上で評価値の良い解を求める最適化計算や、エージェントという行動主体が複雑な環境に対して自律的に適切な行動を行うための機械学習に関して、アルゴリズムの設計や、スケジューリングや市場取引などをはじめとした実社会での問題への応用を中心に研究を行っています。原田 研究室指導教員/原田 拓 准教授[専攻]管理会計 [研究]業績評価、原価計算[テーマ例] 1多角企業の業績評価 2リスク構造分析による資本コストの推定 3CSRが企業価値に与える影響管理会計の重要なトピックスの一つに企業価値評価が挙げられます。企業の財務データだけから得られる企業価値と、市場で評価される企業価値との乖離の解消は、管理会計が担う重要な課題の一つです。また企業経営は、無形資産の重要視や社会的責任経営の展開など、財務データに置き換えることが難しい多様な企業活動を繰り広げています。本研究室では、これらの多様な企業活動の評価を反映した企業価値評価を研究対象としています。馮 研究室指導教員/馮 玲 教授[専攻]情報工学 [研究]分散人工知能、ネットワークサービス、セキュリティ、ロボット[テーマ例] 1高機能携帯端末(スマートフォン等)を用いたユーザ支援システムの設計 2対人サービスシステムの設計 3ネットワークを介した協調型分散処理システムの設計スマートフォンの中で動くユーザ支援システム、われわれの代わりにさまざまな処理を行ってくれる知的なサービスシステム、そして、迅速なサービス・支援および問題解決を可能にする協調型分散処理システムなど、ネットワーク社会における利便性と時間短縮の追求を、人工知能の立場から研究します。特に、スマートフォン(高機能携帯端末)のような身近なデバイスを用いることで、われわれの身近な情報を収集し、結果として新たなネットワークサービスを創造できるようになるかを考え、実現していきます。西山 研究室指導教員/西山 裕之 教授[専攻]生産システム工学 [研究]生産システムのモデル化とシミュレーション[テーマ例] 1エネルギーJIT生産システムのモデル化とシミュレーション技術開発 2次世代農業生産システムのモデル化とシミュレーション技術開発 3生産システムの生産性と環境負荷評価のためのモデル化手法の開発身近な工業製品(もの)は、工場で生産され、消費地に届けられます。工場は、需要への柔軟な対応、環境配慮など多くの制約条件を受けながら効率よく生産する必要があり、情報技術、ロボットなどを活用する戦略的な場として、システム化されています。本研究室は、生産システムを早く、確実に、設計するシミュレーション技術を研究しています。また、第6次産業として注目される農業のシステム化とマネジメントの研究をしています。日比野 研究室指導教員/日比野 浩典 准教授[専攻]システム工学、エネルギー、環境システム [研究]地球温暖化、ITと環境、分散エネルギー[テーマ例] 1地球温暖化対策評価としての世界エネルギー経済モデル・食糧市場モデル開発 2地域と世界の交通ネットワークとモデリング 3ITとエネルギー・環境の相互影響評価社会には環境問題やエネルギー問題など、豊かさ・便利さと将来への負担などプラスとマイナスを総合評価しなければ解決策を導けない問題がたくさんあります。未来の不確実性も忘れてはなりません。本研究室では地球温暖化、食糧問題、廃棄物リサイクル、地域エネルギー問題、交通ネットワーク問題、ITと環境などを取り上げ、環境・技術・経済の関係を実証データに基づいてモデル化して解析し、環境対策のあるべき姿を研究しています。森 研究室指導教員/森 俊介 教授Webやゲノムなどの巨大データベースからの情報抽出・知識発見を行う研究。生活空間に多数のコンピュータやロボットを埋め込み、人に優しく快適な環境を創り出す研究が最先端の情報システムです。情報システム系情報、設備、人、資金といった経営資源をフルに活用し、原料の調達から製品の生産・販売までの迅速でスムーズな「ものの流れ」を経済的に実現する方法論を研究する学問分野です。生産システム系会社、工場や地球環境などの極めて複雑な仕組みをシステムと考え、その構成要素間の関係を多数の数式や理論式で記述したモデルで表現し、対象システムの改善策をシミュレー ションや各種実験により探究します。社会システム系企業活動、社会活動など人間の行う事業を効率的に遂行するためには、まず行動や現象を数学モデルや統計モデルで表現することが重要です。このモデルを用いて、科学的で客観的な最適解を得ることができるのです。経営数理系企業活動や社会活動は、人間の集団(組織)によって運営されます。組織の活動を機能的にし、その活動の妥当性を保証するためのさまざまな工夫の体系が管理システムです。品質管理、原価管理、環境管理などが有名です。管理システム系研究室紹介理工学部情報科学科建築学科先端化学科電気電子情報工学科経営工学科機械工学科土木工学科物理学科応用生物科学科数学科80

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