東京理科大学 大学案内2018
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研究室紹介工学部第二部(2016年度より募集停止)の研究室にも所属可能です。●工学部第二部[専攻]情報セキュリティ [研究]暗号、電子透かし [テーマ例] 1ビッグデータとIoTの利活用、及びプライバシー保護を両立する秘匿計算法に関する研究 2編集可能なコンテンツに対する著作権保護に関する研究 3現実世界とサイバー世界を安全につなぐリンク技術に関する研究本研究室では、ビッグデータに対するセキュリティ技術、IoTに対するセキュリティ技術、ユーザが発信するCGMコンテンツに対する著作権保護技術などを研究しています。また、画像や音楽の保護に不可欠な電子透かしや、現実世界とサイバーな世界をシームレスにつなぐ、リアル&サイバー関連技術についても研究を行っています。岩村 研究室指導教員/岩村 惠市 教授[専攻]システム制御 [研究]計測制御、ロボット、メカトロニクス、組み込みシステム[テーマ例] 1飛行ロボットの自律制御 2モバイルロボットにおける環境把握と知的制御 3制御系設計理論の構築本研究室ではロボットなどのシステムの制御に関する研究を行っています。コンピュータを使用してデザインを進め、知的で自律性の高い組み込みシステムや人間との親和性に富んだシステムを構築しています。計測制御技術、メカトロニクス、3次元コンピュータグラフィクス、バーチャルリアリティ、形状処理技術などの各種ソフトウェア、ハードウェアの技術を駆使し、ものづくりを進めています。加藤 研究室指導教員/加藤 清敬 教授[専攻]パワーエレクトロニクス [研究]スイッチング電源、分散型電源[テーマ例] 1小型高効率電源の研究 2分散型電源用電力変換装置の研究 3配電系統を対象とした電力変換装置の研究地球環境問題の主要因の一つはエネルギー消費です。現在および近未来におけるエネルギーの主役は「電力」であり、電力を自在に変換するパワーエレクトロニクスは、省エネルギー、エネルギー有効利用の鍵となる技術です。本研究室では、小型高効率電源の研究を基に、太陽光発電などの分散型電源用電力変換装置、配電系統用電力制御機器等の研究を進めていきます。小泉 研究室指導教員/小泉 裕孝 教授[専攻]光通信工学、非線形光学 [研究]光情報伝送・処理、光デバイス[テーマ例] 1超高速光情報伝送 2光情報処理システム 3モード同期レーザ将来の光通信システムでは、1ペタビット毎秒をはるかに超える超大容量性が要求されます。このようなシステムを構築するには、光領域の多重化技術や符号化技術、超高速光情報処理システム、短パルス光源等の開発が必須です。本研究室では、光ファイバ伝送路の長距離大容量化や、非線形効果を用いた全光情報処理、高繰り返し超短パルスレーザ等の研究を行っています。福地 研究室指導教員/福地 裕 准教授[専攻]電気・磁気材料 [研究]電気、電子、超伝導材料・配線技術[テーマ例] 1スピン偏極電子が酸化物超伝導体の超伝導特性に及ぼす影響 2STMおよび局所仕事関数像による酸化物超伝導体の観察 3高真空スパッタ法と超臨界CO2を用いた銅の埋め込み酸化物超伝導材料を作成して、その電気的・磁気的性質を調べています。この結果は、電子デバイス開発の基礎的データとなり、また超伝導発生メカニズムの情報を与えてくれるものと期待されます。そして、鉄、ニッケルをはじめとする強磁性金属との接合、あるいは組み合わせで、「究極のメモリ」の開発を目指しています。また、超LSIの新しい配線技術として、高真空スパッタ法と超臨界CO2を用いた方法の開発も行っています。これによって超微細孔への銅の埋め込みが可能になると期待されます。斉藤 研究室指導教員/斉藤 茂 教授[専攻]電力システム工学 [研究]電力ネットワーク、電力需給制御、再生可能エネルギー電源[テーマ例] 1電力需給・ネットワークの最適運用 2電力系統広域監視制御WAMPACの開発 3電力市場とデマンドレスポンス電力システムは、地球温暖化問題や、電力需要家の選択肢の拡大を目指す電力システム改革の推進といった課題に直面しています。このような課題に対し、再生可能エネルギーの大量導入やICTと融合したスマートグリッド・コミュニティの実現、信頼性と経済性を両立する電力システム運用を実現し、解決するための研究に取り組みます。山口 研究室指導教員/山口 順之 講師[専攻]エネルギー変換工学 [研究]太陽光発電、燃料電池、分散型発電システム[テーマ例] 1フィボナッチ数列構成による3次元太陽光発電モジュール 2太陽光発電・蓄電システムの負荷協調運転 3ジグザグ型ダイレクトメタノール燃料電池エネルギーは、21世紀の重要な技術課題です。本研究室では、地球環境の保全や化石エネルギーの有効利用の観点から、太陽光発電、燃料電池など新エネルギーの研究を実験やシミュレーションにより行っています。また、情報通信ネットワークに欠かせない携帯電話やノートパソコンなどモバイル機器用のマイクロ燃料電池システムを研究しています。谷内 研究室指導教員/谷内 利明 教授[専攻]無線通信および光通信システム [研究]通信システム、通信信号処理[テーマ例] 1移動通信システムに向けた新しいOFDM信号処理技術の研究 2次世代光通信に向けた光OFDMAによるネットワーク構成と符号化技術の研究 3高セキュリティ可視光通信の研究無線通信システムや光通信システムにおける多様な信号処理技術の研究を行っています。無線通信では移動通信システムの携帯端末に適用できる新しいOFDM信号処理技術の研究に取り組んでいます。光通信ではオフィスLANやITSに向けた光OFDMAおよび光CDMAによるネットワーク構成と符号化技術の研究を行っています。さらに、高セキュリティ通信を目指した可視光通信の研究も始めました。村口 研究室指導教員/村口 正弘 教授[専攻]表面物性 [研究]カーボンファミリーの合成、液相中プラズマ[テーマ例] 1低電流アーク放電によるカーボンナノチューブの合成 2溶液を炭素供給源とするカーボンマテリアルの合成 3カーボン薄膜の新合成方法の開発炭素原子のみで構成されるフラーレン(C60)やカーボンナノチューブ(CNT)のようなナノサイズ(10-9m)の物質や炭素を含む材料物質(ナノマテリアル)の新しい合成方法や評価方法およびそれらの応用に関して研究を行っています。また炭素薄膜の新しい合成に関しても研究を行っています。西川 研究室指導教員/西川 英一 教授[専攻]半導体材料工学 [研究]エネルギー変換デバイス、薄膜太陽電池[テーマ例] 1CIGS系薄膜およびその薄膜太陽電池の低コスト化 2太陽電池の高効率化を目指した波長変換素子の開発 3次世代太陽電池としての酸化化合物系薄膜太陽電池の開発現在、太陽電池の約95%はシリコン(Si)系太陽電池です。本研究室では、脱Si系太陽電池を目指し、Cu(In・Ga)Se2(CIGS)系薄膜太陽電池の低コスト化・大面積化および高速製造工程の追究を研究テーマとして行っています。高効率化技術として太陽電池の変換効率の損失を軽減するために、蛍光染料を用いた波長変換素子を開発しています。さらに、地球環境性を配慮した次世代太陽電池として酸化化合物系の太陽電池材料の開発もしています。安藤 研究室指導教員/安藤 靜敏 教授[専攻]センシング情報処理工学 [研究]音響・画像情報処理、バイオメトリクスセキュリティ、過渡信号解析、静電気放電(ESD)、電磁干渉(EMI)[テーマ例] 1ディジタル音響機器・映像機器の音質・画質劣化要因の解明と改善手法の開発 2静電気放電等の過渡電磁ノイズによるウェアラブル機器などの誤作動現象の解明とシミュレーション手法の開発 3携帯端末に適用可能な個人認証技術の開発オーディオ信号、静電気放電電流、電磁ノイズなど、身の回りのさまざまな電気信号は刻々と変化する信号です。これらの信号をセンシング(計測)して解析することで、電子機器に影響を及ぼす要因やメカニズムを解明します。さらに、影響を低減し性能を改善するための電子回路や信号処理手法を、ハードウェア・ソフトウェア双方から追究します。吉田 研究室指導教員/吉田 孝博 准教授[専攻]通信・ネットワーク工学 [研究]ユビキタスモバイルネットワーク、コグニティブ無線、複雑系・カオス[テーマ例] 1コグニティブ無線ネットワーク 2複雑系理論や非線形理論を応用した通信方式、ネットワークプロトコルに関する研究 3カオス複雑系数理を応用した最適化アルゴリズムの研究スマートフォンやタブレット端末の普及により、モバイルトラフィックが急増しています。高速化・大容量化のためには、無線ネットワークを可能な限り高効率利用していくことが重要となります。本研究室では、状況に応じて最適化するコグニティブ無線ネットワークの研究を進めています。最先端数理を用い、新しいアルゴリズムや方式の実現を目指しています。長谷川 研究室指導教員/長谷川 幹雄 教授[専攻]電力・エネルギー工学 [研究]太陽光発電、エネルギーマネジメント[テーマ例] 1太陽光発電システムの高効率化と発電特性評価に関する研究 2太陽光発電・蓄電池等を用いた需要家エネルギーマネジメント 3系統安定化に貢献する需要家アグリゲーション手法の開発エネルギー資源問題と環境問題の解決に向け、再生可能エネルギーの大量導入を実現すべく、太陽光発電システム技術や分散型電源の電力系統への統合技術、電力エネルギーマネジメント技術について研究を行っています。フィールド調査やコンピュータ・シミュレーションを通じて、より効率よく、より環境に負荷をかけず、より快適に電気を使うための基盤技術の確立を目指します。植田 研究室指導教員/植田 譲 准教授[専攻]サステナブル電子工学 [研究]極低電力回路・システム、環境情報計測/処理、スピン流応用[テーマ例] 1ナチュラルコンピューティング用回路 2木材ヘルスモニタリング 3スピン・軌道相互作用応用 4アナデジ混載回路物理世界の(アナログ)情報とクラウド等にて扱うデジタルビットの情報とをAIも活用して賢くつなぐ部分の拡張・深堀を進めています。素子・回路・システムの各階層にて新たな原理も探求しながら多様な処理を高速かつ低電力にて行います。サステナブル社会を支えるエレクトロニクスの研究です。河原 研究室指導教員/河原 尊之 教授[専攻]医用電子工学および農業工学 [研究]生体信号処理、計測制御、農業・食品機械[テーマ例] 1臨床生体信号計測・解析技術の開発 2生体音響・画像の知能情報処理 3食品品質評価技術の開発 4農業・食料機械の知能化電子情報技術を駆使した医療・福祉機器および農業・食品機械の研究開発を進めています。電子情報技術の進歩は日進月歩であり、その進歩に敏感に対応して医療や農業に役立てる実用的な研究を行います。もちろん、電子情報技術そのものの基礎的研究も同時に進めており、実社会での利用目的を明確化させた基礎研究を実施します。電子情報技術の中でも特に信号処理、計測制御、機械学習といった領域を多く扱います。阪田 研究室指導教員/阪田 治 准教授[専攻]情報センシング [研究]画像処理、集積回路[テーマ例] 1大きな明暗差があってもきれいに撮像できるイメージセンサLSIの研究 2多眼カメラを用いた3次元画像入力・画像処理システムの研究 3画像センシングのセキュリティ応用の研究イメージセンサは、人間の身体でいうと眼に相当する役割を担うLSIで、ディジタルカメラやスマートフォン用カメラ等に用いられています。われわれは、撮像回路とさまざまな信号処理回路を同じLSI上に統合した、「賢い」イメージセンサの研究を行っています。また、本研究室で開発したイメージセンサを用いることで、従来の20倍以上の高速で動物体を追跡する等といった、高性能な画像処理システムの構築に取り組んでいます。浜本 研究室指導教員/浜本 隆之 教授[専攻]情報通信工学 [研究]ディジタル信号処理、バイオメトリクス、セキュリティ[テーマ例] 1スマートフォン上のタッチ情報から個人認証を行う研究 2聾唖者のためのネットワーク上で動作する発話訓練システムの開発 3注視領域を予測してヒトの主観に優しい超解像画像を生成する研究最新の信号処理技術を駆使し、人間の持つ生体情報(顔、音声、指紋、署名など)の中から個人性をよく表す特徴量を抽出して安全に情報交換を行うバイオメトリクスの研究、8Kのディスプレイできれいな画像を再生するための研究、音声分析結果から日本語学習者の発音を矯正する研究などを行っています。半谷 研究室指導教員/半谷 精一郎 教授情報を誤りなく伝える。それが、通信が担う重要な役割です。しかし、移動中の電話から出る電波はさまざまな干渉や妨害を受けますし、インターネットで接続されるコンピュータからの信号にも雑音や歪みが加わります。画像情報や音声情報を相手に正しく伝えるための回路やシステムを作るのも電気工学です。通信・情報系われわれの周囲には多種多様の物質が存在しています。これらの物質に対して注目を集めているのが新材料の開発であり、重要な柱をなしているのが半導体を主体とした各種の材料やエレクトロニクスデバイスです。用途に合った電子回路を設計し、新しい電子部品や材料を開発するのも電気工学です。材料・エレクトロニクス系物を動かすときに必要なエネルギー。最もクリーンなエネルギーである電力をどのように発電し、送電するかはこれからのエネルギー政策にとって重要課題です。そして、そのエネルギーを上手に利用するために制御を行うこと、ロボットや自動車などの状態を正確に捉えて制御を行うことも大切なことです。エネルギー・制御系(2017年4月1日現在)工学部電気工学科機械工学科工業化学科情報工学科建築学科50

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