東京理科大学 大学案内2018
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広がり続ける活躍の場。「集中治療室の薬剤師」として医療の質を追求しています。薬のプロフェッショナルである私たち薬剤師が活躍する場は、時代とともに広がっています。例えば、私が勤務する横浜労災病院には、重篤な患者を受け入れる救命救急センターがあり、刻一刻と変わる患者の病態に応じて、迅速かつ適切に、数多くの薬剤を使用する必要があります。そのため、2012年に特定集中治療室(スーパーICU)に薬剤師を配置することになりました。私はその立ち上げを行ったメンバーの一人です。現場の薬剤師業務では、各薬剤に対する知識の深さが大切です。複数の薬剤の相互作用や配合変化などの考慮はもちろん、目の前の患者の状態を見極め、どの薬剤を、どのくらい、どんな方法で投与するのが適切かを瞬時に判断する力も必要です。また、有効で安全な、より良い医療の提供のためには、医師や看護師、コ・メディカルと議論する能力も欠かせません。大学の授業では、基礎から薬学を学ぶことを徹底していました。また、サークル活動では、実際の医療現場を訪れたり、アジア・太平洋地域の薬学生と交流したりと、座学だけでは得られない経験をすることもできました。そんな毎日のおかげで、スーパーICUという「医療の最前線」で働く今の私があるのだと思います。髙梨 愛薬学部 薬学科 2008年卒08独立行政法人 労働者健康安全機構 横浜労災病院薬剤部26

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