東京理科大学 大学案内2018
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そのために必要なことは大学が教えてくれた。どう目標を実現するか。乗り物に関わる仕事に就きたいという夢がかない、航空機用エンジンの研究開発に携わっています。IHIは、航空機エンジン生産のシェアにおいて国内ナンバーワン。高温になるエンジンの冷却技術の開発をしており、ゆくゆくは優れた冷却技術を生み出し、「世界一」の高性能エンジンの開発を目指したいと思っています。目標を実現するために、日々何をしていけばいいのか?||その心構えや取り組み方は、大学生活の中で自然と身に付きました。機械工学科では力学をはじめ、強度や材料のことなど、この分野に不可欠な基礎知識を広く、着実に積み重ねていきます。同時に、私たちに課せられるのは1、2週間に1度のペースで提出しなければいけない実験レポート。やるべきことがたくさんある中、サッカーサークルにも所属しており、忙しいながらも、充実した毎日を送りました。4年次からは、研究室でマッハ5クラスの極超音速機の空力と推進システムの統合設計に取り組みました。この研究では、JAXAの施設を使って実験もでき、大きな刺激となりました。また、苦楽を共にした仲間との出会いも一生の宝です。今でもよく集まっており、先生を交えることもあるんですよ。中谷 浩規工学部第一部(現・工学部) 機械工学科 2007年卒工学研究科 機械工学専攻 修士課程 2009年修了同博士後期課程 2012年修了06幾度も評価と解析を重ねて生み出されるもの。「優れたカメラ」は就職活動を進める中で「写真や映像が好き」ということを再認識し、お客さまの反応を直接感じられる商品開発に携わりたいという思いが強まりました。キヤノンに入社後は、有機ELの開発部門を経て、現在はカメラ用CMOSイメージセンサの設計部門で働いています。私の役割は製品のすべての性能を把握し、市場から「総合的に優れている」と受け入れてもらえるよう、評価・解析に努めることです。製造現場とのやりとりやカメラ事業部内でのコミュニケーションも活発で、とてもやりがいを感じています。いずれは、一つのプロジェクトを推進する立場になりたいですね。実は、以前は科学捜査研究所に憧れがありました。そこで、理科大では鑑識化学を扱う研究室に所属して、犯罪捜査の証拠鑑定に貢献する微細物質の微量分析法を開発しました。また、研究室では考古学から植物まで多様なテーマを扱っており、専門外の相手に理解してもらう大変さを経験することができました。こうして蓄積してきた研究の進め方や報告のノウハウは、キヤノンでの製品開発のプロセスにおいて不良原因を特定したり、その対策を他部門と議論したりする際に生きています。伊藤 真麻理学部第一部 応用化学科 2006年卒理学研究科 化学専攻 修士課程 2008年修了07社会を切り拓く、卒業生Alumni Interviews株式会社IHI航空宇宙本部要素技術部キヤノン株式会社デバイス開発本部25

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