東京理科大学 大学案内2018
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そんな実感につながる広くて深い学問です。都市をつくっている。卒業論文のテーマとして私が選んだのは「SNSを活用した観光行動の実態調査」でした。土木工学科と聞けば、きっと「土木工事」のイメージが強いでしょう。でも、都市のあり方や、交通に関することなど、とても幅広い分野の知識が結びつくことで成り立っている学問です。ですから卒業後の進路も多岐にわたり、さまざまな職種で大学時代に学んだことが発揮できます。私が就職した鉄道会社は、運輸業だけでなく、流通業、不動産業、レジャー・サービス業などを展開しています。現在は土木担当技術員として、沿線のトンネル、橋梁、線路沿いの斜面といった鉄道構造物の維持管理や補修方法の検討などを担当。昼間は工事の積算や建設会社との補修計画の打ち合わせ、夜間は鉄道構造物の検査や補修工事の立ち会いが主な業務です。町づくりに深く関わり、お客さまの安全を守る仕事をしている立場として、「沿線に住んでみたい」「住んで良かった」と感じてもらえるよう、人と環境に優しい質の高い商品やサービスの提供を目指しています。チームワーク力、リーダーシップ力、社会人としてのマナー。大学時代に先生方から教わったことを土台に、積極的に次のステップへと踏み出していきたいですね。辰巳 はるな理工学部 土木工学科 2011年卒理工学研究科 土木工学専攻 修士課程 2013年修了05学生時代の海外経験がしっかりと生きています。バックパッカーから商社マンへ。高い目標をもった学生がたくさんいて、その思いを先生方が親身にサポートする。あらためて振り返ると、理科大にはそんな関係がしっかりと構築されていました。私自身、在学中にバックパッカーとして海外をめぐり、各地で異文化にふれ、国境を越えたコミュニケーションを経験してきました。それを将来にどうつなげようと思案していた私に、現在の商社マンという道を示してくれたのも研究室の指導教員でした。現在会社として注力している事業の一つに、軽量で優れた耐衝撃性を持つ樹脂「ジシクロペンタジエン(DCPD)」の全世界に向けた販売があります。現在、新興国をはじめ、主に大型トラック用の外装パーツ用樹脂として需要が高まっています。北米のDCPD事業を展開する子会社2社の拡販支援と、新規投資計画の策定が、私が所属する「機能化学品部第四課」のミッションです。自動車やトラックのパーツ素材は、簡単に採用されるものではありません。粘り強く信頼関係を築き、心から気に入ってもらう必要があるため、長い年月を要します。もともと、「誰もやったことのないことに挑戦したい」という思いが、学生時代から一貫して私のモチベーションでした。まさに今、そのチャンスをつかんでいます。水戸 信一経営学部 経営学科 2012年卒04京王電鉄株式会社工務部 施設管理所双日株式会社機能化学品部第四課24

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