東京理科大学 大学案内2018
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パイオニア10・11号、バイキング1・2号、ボイジャー1・2号──。1970年代、アメリカが次々と打ち上げた探査機の活躍を見て、中学生だった私は宇宙に憧れを抱きました。理科大へ進学したのは、高校時代の恩師である担任の物理教師のようになりたいと思ったから。「物理学と教員養成が看板の大学」ということが決め手でした。大学では特に物理学実験に真剣に取り組み、あらゆる事象を何度も検討することで物事を深く考える力を身に付けることができたと思います。また、NASAでの実務経験がある教員から学ぶ機会があり、それが人生の転機となりました。その後、木星の雲の異変を解明した博士論文が評価され、ハワイ大学に移り研究を継続。さらに木星と衛星の電磁相互作用を発見したことがNASAでの研究につながりました。そして、理科大の講師を経て現在はJAXAの職員として働いています。2024年頃の打ち上げ を目指している次期火星探査ミッション「ミーロス」ではリーダーを務めています。目的は地球外生命体の探査。発見できれば「生物学」の常識を根底から覆す大発見となります。これから理科大で学ぼうと考えているみなさん、ぜひこのプロジェクトに参加してください。共に成功させましょう。これまでの生物の常識を覆す大発見が待っているかもしれない。だから宇宙に惹かれるのです。佐藤 毅彦理学部第一部 物理学科 1987年卒理学研究科 物理学専攻 修士課程 1989年修了/同博士後期課程 1992年修了03社会を切り拓く、卒業生Alumni Interviews国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙科学研究所23

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