東京理科大学 大学案内2018
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留学先での友人と。授業以外のイベントにも積極的に参加しました。国際学会でのプレゼンテーションの様子 オーストラリアのメルボルンで、2016年10月に開催された国際会議「ITS World Congress 2016」に参加しました。理科大では、学生に国際学会で発表する機会が多く与えられます。私も自分の研究成果を発表できるチャンスだと思い、チャレンジすることに決めました。 実は英語はあまり得意ではありませんでしたが、先生や留学生たちにサポートしてもらいながら、しっかり読むこと、伝わるように話すことを意識して、発表の準備を進めていきました。 国際学会では発表するだけではなく、各国の研究者や企業関係者からの質問にも答えなければならず、あらためて英語の必要性を感じました。理系の学生の中には英語が苦手な人も多くいますが、世界の研究者と渡り合っていくためには、必要不可欠です。国際学会を通して、自分も国際社会の一員だという思いが強まりました。今後は、研究と英語どちらにも積極的に取り組んでいきたいです。理系に英語力が必要な理由基礎工学研究科 電子応用工学専攻 修士課程 1年 小林 和樹Interview:3国際学会での発表日本人学生はもちろん、他の国からの留学生ともコミュニケーションをとっています。Interview:2日本で学ぶ 理科大へ入学する前は、マレーシアの大学で3年間学びました。その後、留学プログラムを通じて来日。理科大を選んだ理由は、トップレベルの大学で、評判がとてもよかったからです。 理科大は留学生へのサポートが充実していて、快適な学習環境が用意されています。例えば、ソフトウェアの使い方が分からずに困っていたときは、アドバイザーの大学院生が教えてくれました。先生も留学生を気にかけ、授業が終わると私たちが講義内容を理解しているか確かめに来てくれます。テストを受けるときは、辞書の使用を許可してもらえました。また、学内の図書館やスポーツ設備も充実していて、自由に使用することができることも魅力です。 また、日本に来て困ったこともあります。私はイスラム教徒なのですが、ハラル料理がなかなかないことです。なので基本的には自炊し、大学にいるときは麺類を食べています。学内に祈りの場があることはとても助かっています。祈りの場がある大学は、日本では珍しいと思います。 今は、航空機などに使われる複合材料の亀裂を調べ、耐久性の研究をしています。大学院に進学し、理科大で博士号を取得することが目標です。いつか、ここで学んだ語学力や技術を生かし、タイまたはマレーシアの大学で教員になることが私の夢です。充実した留学生へのサポート理工学部 機械工学科 4年Mohammad Fikry Bin Mohammad Jelani(マレーシア出身)HereInterview:1海外で学ぶやっていける!という自信に理学部第一部 物理学科 3年 足立 宏幸カリフォルニア大学1年留学プログラム留学先/アメリカ カリフォルニア大学 デイビス校(2年次留学) 留学先のカリフォルニア大学デイビス校では、物理学、数学、英語を中心に学びました。私の将来の目標は研究者になること。大学院留学、そして海外の大学で教員になることもイメージしています。 現地で最も印象的だったのは、アメリカ人のコミュニケーション能力の高さです。授業では共同作業やディスカッションも多く、日本人ならあまり気にしないような小さなことでも、積極的に質問していました。こうした「常に疑問を持つ姿勢」は、ぜひ今後の研究活動にも生かしていきたいと思います。 現地ではさまざまなイベントがあり、多くの国の人と交流する機会がありました。日常会話は一度で聞き取れないことも度々ありましたが、海外でも「十分にやっていける」という手応えもありました。そのことは、帰国した今も大きな自信につながっています。本当に、充実した1年間でした。 留学をして改めて思うのは、海外でしか学べないことがたくさんあるということ。また、海外に出ることで初めて見えてくる日本の良さもたくさんあるということ。なにより失敗を恐れず、挑戦することの大切さを実感しました。これからも英語力をもっと磨いて、専門分野を深く掘り下げていきたいです。Here国際力19

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