東京理科大学 大学案内2018
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理学部第一部化学科、応用化学科の研究室にも所属できる場合があります。研究室紹介[専攻]物理化学 [研究]機能性高分子材料[テーマ例] 1デンドリマーの大量合成法に関する研究 2デンドリマーの機能化に関する研究 3機能性ゲル化剤に関する研究本研究室では、デンドリマーと呼ばれる球状の高分子化合物や、光を当てるとπ共役ポリマーを形成する機能性有機ゲルに関する研究をしています。デンドリマーの末端にさまざまな機能性部位を導入したり、π共役ポリマーの構造や物性を制御したりして、これまでにないナノ材料を創り出すことを目指しています。青木 研究室指導教員/青木 健一 准教授[専攻]有機化学 [研究]有機合成化学、有機金属化学[テーマ例] 1金属カルベノイドの特異な反応性を利用する炭素-炭素結合形成反応の開発  2計算化学に基づく金属カルベノイドの解析 3硫黄原子のキラリティーを活用する不斉合成有機化合物を効率的かつ高選択的に合成できる革新的な反応の開発に取り組んでいます。一つの炭素原子に金属とハロゲンが結合した「金属カルベノイド」は、特異な反応性を有しています。その反応性を利用して、さまざまな炭素-炭素結合形成反応を開発しています。金属カルベノイドの特異な反応性の起源や反応機構について計算化学を用いて研究しています。木村 研究室指導教員/木村 力 講師[専攻]無機化学 [研究]錯体化学、物理無機化学[テーマ例] 1機能性金属錯体の合成と性質 2金属錯体の結晶構造ー電子物性相関 3有機・無機複合ナノ機能材料や生物無機化学への応用金属イオンと有機配位子からなる金属錯体を上手にデザインして合成し、X線結晶構造解析、物性測定、理論計算などの方法を用いて、構造と電子状態を明らかにしています。さらにこの原理を、有機・無機複合ナノ材料や生物無機化学も援用して、新奇な物性機能を引き出すために、分子磁性体、均一系触媒・金属酵素(モデル)錯体との複合体の創製や、新しい測定法の利用などの研究を行っています。秋津 研究室指導教員/秋津 貴城 教授[専攻]物理化学 [研究]分子組織体の光学、光化学特性[テーマ例] 1液晶性高分子のフォトリフラクティブ効果 2強誘電性液晶のフォトリフラクティブ効果 3光分解性高分子の合成有機物を使って、光に応答する物質の研究をしています。また、分子を設計して合成し、組み合わさってできる物質の光機能性をさまざまな角度から研究しています。分子間相互作用を制御した液晶性化合物や高分子物質を合成し、光化学反応や、非線形光学効果などを実際に測定する研究をしています。佐々木 研究室指導教員/佐々木 健夫 教授[専攻]有機化学・有機合成化学 [研究]超分子化学・光合成関連化学・機能分子化学[テーマ例] 1ナノメートルサイズポルフィリンリングの構築と機能開拓 2超分子ポルフィリンワイヤーの化学 3光合成反応中心モデルを光増感剤とする光触媒反応超分子とは複数の分子同士が比較的弱い相互作用によって自己組織化したものをいい、超分子を形成すると単独では見られない特有の機能を発現することがあります。本研究室では、光・電子機能性にすぐれた分子を集積した超分子を用いて分子変換触媒や光触媒の開発、光合成に関連する機能の創出を行っています。佐竹 研究室指導教員/佐竹 彰治 教授[専攻]無機化学 [研究]低温化学、放射化学、気相化学[テーマ例] 1低温マトリックス単離法による不安定化学種の研究 2気相クラスターによる化学反応の研究 3メスバウアー分光法による鉄核スピン配向の研究物質の構造や反応に関する基本的なことを研究しています。真空中で少数原子で構成されるナノサイズの物質を合成したり、極低温の環境下で不完全な形を持った化合物を捕まえたりします。また、強いレーザー光や原子核反応を使うと普通の状態では得られないような化合物を作ることができます。本研究室では、このような普通ではない方法を使って、普通ではない化合物を作る研究をしています。このような研究によって、逆に当たり前だと思っているような普通の化合物をよく理解することができます。山田 研究室指導教員/山田 康洋 教授[専攻]物理化学 [研究]機能性高分子、液晶化学[テーマ例] 1構造精密制御高分子における空孔形成 2液晶性ビオロゲンの光応答本研究室では、高分子化学、液晶、光化学を軸として、機能性高分子材料の研究を行っています。特に、星型高分子やブラシ型高分子など、特殊な構造をした高分子に着目し、新機能もしくは高性能化な光応答性材料、液晶性材料、撥水撥油性材料の創製を目指しています。また、次世代材料に繋がる新物性の探索にも取り組みます。中 研究室指導教員/中 裕美子 講師有機化合物を主に扱う化学です。有機化合物は、炭素を基本元素として水素や酸素、窒素、硫黄などの元素と共有結合を形成している化合物です。生命体の基本物質など多種多様な化合物がこれに属します。有機化学系化学反応はなぜ起こるのだろう?物質の性質はどのように決まっているのだろう?こんな疑問に答えていくのが物理化学です。物理法則から化学現象を読み解き、「つまり、どういうことか」を調べます。物理化学系基本的にはCとHが結合してできる化合物以外のすべての物質に関する化学です。原子番号1番から116番を超える元素の単体からあらゆる組み合わせでできる化合物の性質や反応を調べる分野です。無機化学系(2017年4月1日現在)理学部第二部化学科物理学科数学科110

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