東京工科大学 大学案内2018
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オレだけど、鞄忘れた これは詐欺街とともに。人とともに。講師・Master of Arts(in design)葛原 俊秀専門分野:視覚デザイン・ブランディングデザイン講師・修士(美術)酒井 正専門分野:工業デザイン・道具デザイン講師・博士(美術)田村 吾郎専門分野:空間デザイン・企画演出講師・修士(美術)中島 健太専門分野:視覚デザイン・アニメーション講師・修士(美術)深澤 健作専門分野:映像デザイン・描画及び技法材料助教・博士(感性科学)大友 邦子専門分野:視覚・映像デザイン助教・博士(美術)御幸 朋寿専門分野:空間・工業デザイン就職特任講師・学士(経営学)野条 美貴就職指導客員教授David Robb元BMWモトラッドデザイナー専門分野:モーターサイクルと自動車デザイン1993年より19年間にわたり、BMWモーター サイクルデザイン部門の責任者を務める。客員教授永島 譲二現BMWクリエイティブディレクター専門分野:自動車デザイン海外で数々のカーデザインを手がけ、現在はBMWのクリエイティブディレクターとして活躍中。2017年4月現在キャンパスを飛び出し実践的にデザインが学べる学外活動体験プロジェクトに参加しました。デザイナーという立場で仕事をしてみたかったこと、これまで勉強してきたものの、実際に自分の実力がどの程度なのかを知りたかったことが参加を決めた理由です。今回のクライアントは蒲田警察署。テーマは「防犯用と振り込め詐欺防止ビジュアルの制作」で、大田区の住民に注意喚起を促すデザインの提案を求められました。防犯用は区内集合住宅を中心に、振り込め詐欺防止ビジュアルは大田区全域に多数配布されるなど、採用になれば、さまざまな場面で展開されるのでモチベーション高く取り組むことができました。デザインの目的はクライアントの抱える問題を解決することです。デザインを進めながら実感したのは、自分が良いと思う主観的デザインでは、クライアントから納得してもらえないということ。ヒアリングとリサーチを重ね、さまざまな情報を収集し、現状を理解したうえで問題解決のためのデザインを提案する大切さを学びました。実際に大田区内を歩いて調査したり、犯罪率や件数などのリサーチをすることで、クライアントが抱える問題を自ら導き出すことができたと実感しています。憶測や希望的観測ではなく、事実で論理的なものを発見する力がデザイナーには必須だと感じられた貴重な体験でした。コンペティションで、私の案が採用されたことは素直にうれしかったですし、クライアントからの要望の変更や、提出の締め切りなど、実際の業務のようなリアリティを感じられたことも収穫でした。将来はグラフィックデザイナーをめざしているので、今回のプロジェクトはその第一歩になったと思います。デザイン学部には、社会でデザインがどのように必要とされているのかを学べる学外体験型のプロジェクトがたくさん用意されています。皆さんも自分の可能性を広げる手段として、これらの学びの機会を積極的に活用してください。振り込め詐欺防止を目的とした当ビジュアルは警視庁蒲田警察署に採用され、大田区内のさまざまな場所でチラシなどとして多数配布。(レイアウトは予定です)クライアントと向き合うことでデザインに求められる本質を理解しました。学外活動体験プロジェクトとは、デザイン学部の学生が、さまざまな自治体や企業を理解することや、社会の課題をデザインで解決しようとする試みです。社会が求めるデザインとは何だろう? その本質を探るべく学生たちは積極的に街に出て、プロジェクトに参加しています。身につけた知識やスキルを組み合わせ、現場の要請に応えられる自分に成長しようとするこのような経験は、本当に貴重なもの。学外でのさまざまな人々との交流は、そこでしか得られない多くの刺激に満ちていたようです。防犯&振り込め詐欺防止ビジュアルデザインプロジェクトデザイン学部3年(取材時)桐蔭学園高校女子部出身(神奈川県)山田 五百女87TOKYO UNIVERSITY OF TECHNOLOGYデザイン学部

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