東京工科大学 大学案内2018
73/144

応用生物学部3年(取材時)2017年9月に応用生物学部を卒業し、東京工科大学大学院バイオニクス専攻へ進学予定市立川口高校出身(埼玉県)橋本 萌在学生もともと私は肌が弱く、大学で肌にやさしい化粧品づくりについて学びたいと思い、先端化粧品コースのある東京工科大学の応用生物学部に入学しました。用意されていたカリキュラムは、まさに期待通りのものでした。中でも役に立ったのが、化粧品開発に必要な幅広い内容を網羅する「化粧品科学」です。また、皮膚や皮膚トラブルについて専門的に学べる「皮膚科学」でも多くの収穫がありました。私の将来の希望は化粧品メーカーの研究職に就くこと。この目標に近づくために、卒業後はまず大学院で研究経験を積みたいと思っていたのですが、学費の問題もあり進学は半ばあきらめていました。その頃に知ったのがこの大学の「学士・修士一貫早期修了プログラム」です。規定の成績をクリアした学生は5年間で大学と大学院の課程を修了できるこの制度のおかげで、大学院進学を実現することができます。5年間で大学院まで修了できる制度が、夢を後押し。皮膚からRNAを抽出した実験サンプル3次元皮膚モデルの培地卒業研究肌に塗布することで乾燥を防ぐ化粧品素材として注目されているのがヒアルロン酸です。卒業研究では、この材料に修飾を加えた「ヒアルロン酸誘導体」の保湿効果や抗炎症効果の実験を、大手企業との共同研究として取り組みました。人の肌にそっくりな3次元皮膚モデルにヒアルロン酸誘導体を塗布し、細胞培養を行い、保湿に関連する遺伝子の発現を調べるのですが、そこで活躍したのが片柳研究所内のバイオナノテクセンターにあるリアルタイムPCRという高性能な装置です。こうした充実した機器環境は東京工科大学で研究を進めるうえでの大きなアドバンテージです。テーマの選定や研究の進め方など、まだまだ先生の力を借りる部分が多いのですが、これからは自分が主体となって、自律して研究に取り組んでいきたいと考えています。おそらく皆さんにも馴染み深い一般医薬品を数多く製造している佐藤製薬で、風邪薬や栄養剤などの製造に関わっています。身近な医薬品づくりを通じて社会に貢献できる点に惹かれて入社したので、やはり自分がつくった製品を店頭で見るとうれしく思います。在学中の研究室では、研究方針や実験内容を自分で考えることが多く、論理的かつさまざまな視点で考察・判断する力が身につきました。仕事は流動的でトラブルも発生するので、ロジカルに考えて判断したり、柔軟に対処する力は、自分の大きな支えになっています。研究発表で鍛えられたプレゼン力も、月例会議の報告の場で生きています。研究室で鍛えた思考力・対応力を 医薬品づくりの最前線で発揮しています。この学部で入学前からの夢を叶えた先輩もいれば、学びながら大きな目標を見つけた先輩もいます。意欲のある人を未来へ導く場所。それが応用生物学部です。八木下 優貴 さん佐藤製薬株式会社卒業生2016年3月東京工科大学大学院 バイオニクス専攻修士課程修了市立川崎総合科学高校出身(神奈川県)ココが実学主義71TOKYO UNIVERSITY OF TECHNOLOGY応用生物学部

元のページ  ../index.html#73

このブックを見る