東京工科大学 大学案内2018
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人々の健康をサポートする新しい食品の開発および品質管理に、最新のバイオテクノロジーを用いて取り組むコースです。カリキュラムは、食品の成分や機能などを学ぶ食品科学や栄養科学といった科目から、食品の開発や製造にも深くかかわる食品製造学や先端食品開発概論といった科目まで、幅広い内容を網羅しています。食品のおいしさや生理機能、安全性を解析し、高齢化が進むこれからの社会において、人々のより健康的な生活に役立つ画期的な機能性食品などの創出をめざします。 先端食品コース食品科学食品の主な成分である炭水化物・タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラルなどの種類と構造を学ぶとともに、食品に求められる栄養機能、嗜好性、生体調節機能といった機能性や役割について学びます。栄養科学食品や食生活と健康の関係を考える講義です。まず、ダイエットとリバウンドを例に代謝について説明。さらに、炭水化物・タンパク質・脂質の消化・吸収、代謝および役割を生化学的観点から学んでいきます。機能性食品学食品には栄養機能、嗜好性機能、生体調節機能の3つの機能があります。この3番目の機能に着目したのが機能性食品で、病気の予防に役立つ新しい食品です。生体調節機能成分の化学的性質や作用について学びます。主な専門教育科目ケトン体の効果を示す画像。同物質を添加した神経細胞(右)は、未添加の神経細胞(左)に比べて保護されている。アンチエイジングフード研究室佐藤 拓己 教授アンチエイジングや肥満抑制に 役立つ食品創製をめざす研究室紹介人の体内には、アンチエイジング作用を持ち、アルツハイマー病やがんの抑制効果も期待できる「ケトン体」という安全な物質が存在しています。当研究室では、このケトン体が有する「神経細胞を守る効果」と「幸福感を感じる効果」を研究し、肥満抑制に役立つ機能性食品の開発などへの応用をめざしています。そのほか、褐藻類由来の物質を使った、潰瘍性大腸炎を抑える機能性食品の開発につながる研究なども展開しています。その他の研究室の取り組みさまざまな発酵食品に存在する乳製品に関する研究、ヨーグルト類製造法の開発、食品の色・味・香りに関する研究、油脂を含む加工食品の品質劣化メカニズムとその防止方法に関する研究など卒業後の進路食品製造・販売関連/飲料製造・販売関連/発酵・醸造関連/食品製造機器関連/家庭用品関連/外食関連/食品流通関連/化学・医薬品関連/ 食品衛生関連/医療・福祉関連/研究機関 ほか食品実験食品の製造や品質管理などに関する実験を行います。食品実験Ⅰでは、食品中に含まれる栄養成分の分析や化学特性の測定、酵素実験などを行います。食品実験Ⅱでは、糖質科学実験、食品衛生学実験のほか、豆腐やチーズの製造を実際に体験して食品加工工程における食品成分の変化や反応の原理などを学びます。専門実験ココが実学主義67TOKYO UNIVERSITY OF TECHNOLOGY応用生物学部

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