東京工科大学 大学案内2018
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最先端のバイオテクノロジーを応用して、人々の健康を支える医療システムの開発、医薬品の創製に取り組むコースです。遺伝子組換えや細胞工学技術などの生物的アプローチに加え、生物と化学との融合による新しい創薬技術を、充実した実験機器や設備を駆使して、体系的・実践的に学ぶことができます。核酸医薬、タンパク質医薬、遺伝子診断、再生医療、ドラッグデリバリーシステム(DDS)の創製などに関連する研究を通して、医療・医薬分野で活躍する人材の育成をめざします。 医薬品コース創薬学医薬品は低分子、タンパク質、核酸などのさまざまな物質に分類できます。これらの医薬品の研究開発を分子生物学、遺伝子工学、有機化学的な視点から学び、安全で効果の高い新薬開発のための基礎知識を身につけます。再生細胞医薬概論失った細胞や組織を再構成して、生体の機能を取り戻す技術が実現しつつあります。この講義ではその方法と仕組みを解説し、実用化のための課題や恩恵について理解します。医薬品開発概論医薬品が実用化される過程の理解を目的として、製薬企業や医薬品開発業務受託機関(CRO)での実務経験者が講師となり、前臨床試験、臨床試験、医薬品製造とその品質管理に関わる医薬品開発の必須事項を学びます。主な専門教育科目DNA修復が他の細胞内のイベントである「転写」や「タンパク質分解」と協調して機能する、新たな「ゲノム安定性維持機構」を見い出した。疾患ゲノム制御研究室宇井 彩子 准教授DNA修復の機構を探り、 がん治療戦略に生かす研究室紹介私たちのDNAは紫外線や活性酸素、化学物質などにさらされることにより損傷が起こります。これが蓄積するとゲノム不安定性が引き起こされ、がんや老化の原因になると考えられます。当研究室では、この「DNA損傷修復」と「がん化・老化のメカニズムの解明・治療戦略の構築」をめざす研究を推進。近年、新たな「ゲノム安定性維持機構」を見い出す成果を挙げており、より良い治療戦略の基礎的研究になると考えています。その他の研究室の取り組みラクトフェリンの安定性向上による創薬への応用、がん早期発見を可能とするDNAメチル化の簡便検出の方法の研究、遺伝子技術を活用したがん細胞を抑制する核酸医薬品の開発、CoQ10の抗酸化作用に着目した医薬品展開など卒業後の進路医薬品製造・販売関連/CRO(治験業務受託業)/病院・医療機関/化学製品関連/肥料・飼料関連/研究機関 ほか医薬品実験医薬品開発で求められるバイオテクノロジーを用いた工学的な実験手法を修得します。具体的には、タンパク質医薬品や核酸医薬品の開発に繋がる分子生物学、細胞工学、遺伝子工学などの基礎的な実験手法を学びます。専門実験ココが実学主義66TOKYO UNIVERSITY OF TECHNOLOGY応用生物学部

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