東京工科大学 大学案内2019
62/144

研究最前線専任教員メディア学部長 柿本 正憲教授・博士(情報理工学) メディア技術コース出身企業:シリコンスタジオ専門分野:画像処理、コンピュータグラフィックスメディアコンテンツコース教授・博士(工学) 菊池 司専門分野: CG、ビジュアルシミュレーションメディアサイエンス専攻長教授・工学博士 近藤 邦雄専門分野: CG、ディジタルコンテンツ制作教授・工学修士 佐々木 和郎出身企業:日本放送協会(NHK)専門分野: 映像コンテンツ・デザイン設計教授・博士(理学) 竹島 由里子専門分野: 可視化、コンピュータグラフィックス教授・博士(工学) 萩原 祐志出身企業:三菱重工業専門分野: 工業デザイン、デザイン支援システム教授・博士(政策・メディア) 三上 浩司出身企業:日商岩井専門分野: ゲームプロデューシング、ディジタルアニメ准教授・音楽学修士 伊藤 謙一郎専門分野: 作曲、音楽理論、ソルフェージュ准教授・博士(科学) 椿 郁子 出身企業:シャープ専門分野: 映像情報処理、コンピュータビジョン准教授・博士(工学) 太田 高志出身企業:日本アイ・ビー・エム専門分野: ARアプリケーション、ビジュアリゼーション准教授・工学博士 千種 康民 出身企業:東芝専門分野: Webアプリケーション、画像情報処理准教授・博士(工学) 寺澤 卓也専門分野: ネットワーク、ソーシャルコンピューティング准教授・博士(工学) 羽田 久一 出身企業:キヤノン専門分野: ソーシャルコンピューティング、電子商取引准教授・博士(工学) 渡辺 大地専門分野: ゲームプログラミング、リアルタイムCG講師・博士(学術) 榎本 美香専門分野: コミュニケーション分析、言語心理学講師・博士(工学) 永田 明徳専門分野: 画像情報処理講師・博士(政策・メディア) 藤澤 公也専門分野: 情報システム、ARコンテンツ助教・博士(情報理工学) 越智 景子専門分野: 音声信号処理、福祉工学特任准教授 安原 広和 出身企業:Unity Technology専門分野: ゲームデザイン、 インタラクティブコンテンツデザイン、 UI/UXデザイン特任講師・修士(政策・メディア) 伊藤 彰教 専門分野: サウンドデザイン、 シネマ&ゲームオーディオ制作技術、 音楽理論と情報処理助教・博士(メディアサイエンス) 兼松 祥央 専門分野: ディジタルコンテンツ制作技術、 CGアニメーション制作技術、 演出・シナリオ・キャラクターの制作技術助教・博士(工学) 加納 徹専門分野: 画像処理、パターン認識、医用画像計測、 非破壊検査助教・博士(工学) 鶴田 直也専門分野: コンピュータグラフィックス、幾何形状処理メディア技術コース教授・博士(情報理工学) 大淵 康成出身企業:日立製作所専門分野: 音声認識・音響信号処理映像技術やコンピュータ技術の発展とともに、コンサートやフェスなどにおける視覚的演出の方法は日々進歩・多様化しています。こうした変化は小規模なライブハウスの音楽ライブでも見られ、プロジェクターなどを用いた演出が行われることも増えています。私はプライベートな活動として、あるバンドにVJ(ビデオジョッキー)として参加し、実際のライブで映像を使った演出を担当しています。この活動を通じて効果的な演出方法を検証するとともに、その結果明らかになった問題を解決するための新たな技術の開発に取り組みました。私がライブ演出に関わることで確認できた問題は2点あります。ひとつは、スペースの制約などによりプロジェクターやスクリーンの設置が難しいライブハウスがあること。もうひとつは、プロジェクターによる演出が行えた場合でも、照明がスクリーンを照らすことで映像が見にくくなるケースが多いことです。このような問題を解決する方法として私が着目したのが、スマホなどの画面内の実写映像に、CG映像などを重ねて表示するAR(Augmented Reality:拡張現実)技術です。私は、観客がライブ中のステージにスマホを向けると、画面内の現実の映像の横にバーチャルスクリーンが現れ、そこにさまざまな映像や歌詞などが表示されるアプリのアイデアを考えつきました。これを利用すれば、プロジェクターやスクリーンを使わず、また照明の干渉を受けることもなく、さまざまな視覚的演出が可能になります。このアプリは、既存のARアプリを機能強化したオリジナルアプリとして開発を進めましたが、本格的なアプリ開発は初めての経験で苦労の連続でした。このときに支えになったのが、メディア学部の必修授業で学んだプログラミングの基礎知識です。また同じ研究室に所属するメンバーから、多様な視点に基づく意見やアドバイスを聞けたことも役に立ちました。まだ完成度は十分ではありませんが、このアプリの開発により、今までにない斬新な方法によるライブ演出の可能性を示すことができました。そして何よりもうれしかったのは、バンドのメンバーから「面白い」「使ってみたい」という声を聞けたことでした。今後もVJとしてバンド活動を継続しながら、このアプリの改良に取り組み、さらに魅力と感動のあるライブ演出に役立てていきたいと考えています。ライブステージに、「AR(拡張現実)」で新たな魅力と感動を。次世代ブロードキャスト2018年3月メディア学部卒業横浜市立横浜サイエンスフロンティア高校出身(神奈川県)正田 彩華 さん株式会社セップアプリを立ち上げたスマホを周囲にかざすと、現実の風景の上にバーチャルスクリーンが現れ、その上に映像や文字を表示できる。ライブの新しい楽しみ方を提案するアプリ。60TOKYO UNIVERSITY OF TECHNOLOGYメディア学部

元のページ  ../index.html#62

このブックを見る