東京工科大学 大学案内2019
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大学で身につけた画像処理の知識を生かしたいと考え、現在の会社を志望しました。入社後は、最先端の映像エンタテインメントとして話題のプロジェクションマッピングにも導入される、大型液晶プロジェクター用のソフトウェア開発を担当しています。もともと私は一人で物事に取り組むのが好きな性格でしたが、大学ではプレゼンテーションを行う機会が豊富にあり、多くの人の前で話す力が鍛えられました。これが、チームワークが重要な今の仕事に役立っています。そのほか、授業や研究室での活動から学んだことで、無駄なことはひとつもありません。学生時代の経験はすべて「実社会のためのシミュレーション」になっていると感じています。ココが実学主義先端メディアゼミナールでの研究ネットワーク上には、ログイン時にパスワードを入力するサイトが数多く存在しますが、サイトごとにこれを入力する作業は面倒であり、またパスワード自体を忘れてしまうこともあります。そこで私は、パソコン利用時にパスワード入力を不要とするシステムを開発しました。そのしくみは、利用者によって個人差があるキーボードを打つ速さと強弱を3軸加速度センサーで検知したうえで、「機械学習」という先端技術によりコンピュータの利用者を判別するというものです。この研究の成果は3年次後期に学会で発表することができました。卒業生ココが実学主義荒木 大和メディア学部3年(取材時)県立酒田東高校出身(山形県)柿崎 遼平 さん2016年3月メディア学部卒業穎明館高校出身(東京都)キヤノンITソリューションズ株式会社在学生AとBの2者がキーボード入力操作を行い、入力時の振動データを3次元のxyz軸上グラフでプロットし、グラフ化。その中から、タイピングの特徴が現れているデータだけを抽出し、「機械学習」で比較してAとBの2者をそれぞれ判別する。入学時は、日頃から好きなゲームを制作する知識を身につけたいと思っていましたが、1年次からさまざまなメディアジャンルに触れる機会の多いこの学部で学んだ結果、現在はゲームを含めたデジタルコンテンツやサービスの根幹を支えるプログラミングやネットワーク関連の技術の学びを志していきたいと考えるようになりました。私はこれらの研究を早めに始めたいと思い、2年次後期から高度な専門研究に取り組める「先端メディアゼミナール」を選択、ネットワークの専門家である寺澤卓也先生のもとで研究をスタートしました。このように、興味の対象が途中で変わったり、特定分野の研究にすぐに着手したくなった場合も、しっかりと対応可能な"懐の広い"カリキュラムと指導体制があるのがメディア学部の良い点です。また早めに研究の基盤を固めたい人には、1年次後期から研究室で学ぶことのできる「先端メディア学」という科目もあり、研究意欲の高い人にはおすすめです。メディア学部は、「自分が本当にやりたいこと」に打ち込む人が多い学部です。多彩で奥深いメディアの魅力やメディア学部への思いを、在学生や卒業生が語ってくれました。日本で初めてできた「メディア学部」へ、ようこそ。59TOKYO UNIVERSITY OF TECHNOLOGYメディア学部

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