東京工科大学 大学案内2018
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入学当初はゲーム開発を学びたいと思っていましたが、いろいろな授業を受けるうちに自分の関心がSNSやプログラミングへと変わりました。特に影響を受けた授業は、2年次の「ソーシャルネットワークサービス」です。授業内容は、Twitterでつぶやかれたツイートを取得して、それを分析する手法や必要なプログラミング技術などを学べる実践的なもの。すぐに夢中になると同時に、自分にはこの方向の学修や研究が向いていることを自覚しました。また、大学院への進学を決めたのも2年次のことです。それまで大学院は考えていなかったのですが、成績を見た先生が進学を勧めてくださったことで興味が湧き、親も、可能性があるなら挑戦するよう応援してくれ、決心しました。入学後に幅広いメディア分野に触れることで、気づかなかった適性や潜在能力、得意なことなどを広げていける点は、この学部の大きな魅力です。自分でも気づかなかった、本当にやりたいことを見つけました。卒業研究既存の文書作成用ソフトウェアには、「文書校正」の機能があるものもありますが、それを利用しても文書を正確に入力できるようになるわけではありません。また、私は4年次から後輩の授業の補助をする「SA」を担当したのですが、そのときキーボードに不慣れな学生のタイプミスには、さまざまな個人差があることがわかりました。そこで、私は「キー入力のクセの学習に基づくタイピングのサポートシステム」の研究に取り組みました。これはキーボード入力時のミスの頻度や特定の苦手なキーを、「機械学習」という手法で解析して個人のクセを割り出し、間違えやすいキーを画面に表示するというシステムです。研究成果は卒業前に情報処理学会で発表。そこで得られた外部の貴重な意見も参考にして、今後は機械学習を用いたより高度な研究に取り組んでいくつもりです。大学で身につけた画像処理の知識を生かしたいと考え、現在の会社を志望しました。入社後は、最近話題のプロジェクションマッピングにも導入される大型液晶プロジェクター用のソフトウェア開発を担当しています。もともと私は一人で物事に取り組むのが好きな性格でしたが、大学ではプレゼンテーションを行う機会が豊富にあり、多くの人の前で話す力が鍛えられました。これがチームワークが重要な今の仕事に役立っています。そのほか、授業や研究室での活動から学んだことで、無駄なことは一つもありません。学生時代の経験はすべて「実社会のためのシミュレーション」になっていると感じます。学生時代の経験はすべて 実社会のシミュレーションになっています。柿崎 遼平 さんキヤノンITソリューションズ株式会社卒業生メディア学部は、「自分が本当にやりたいこと」に打ち込む人が多い学部です。多彩で奥深いメディアの魅力やメディア学部への思いを、在学生や卒業生が語ってくれました。2017年3月メディア学部卒業県立鶴見高校出身(神奈川県)西村 希槻東京工科大学大学院 メディアサイエンス専攻1年新卒者進 学2016年3月メディア学部卒業穎明館高校出身(東京都)ココが実学主義57TOKYO UNIVERSITY OF TECHNOLOGYメディア学部

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