東京工科大学 大学案内2017
59/144

主な専門教育科目専門実験研究室紹介動画コンテンツWebをCHECK!水環境を調べることで耐性菌対策に貢献水や土壌の浄化、砂漠の緑化、地球温暖化の防止などの課題に取り組み、人と自然が持続的に共存できる循環型社会の構築を追求します。生物の高効率・省エネルギーの機能を工学的に応用する技術であるバイオテクノロジーを活用して、環境・エネルギー問題など21世紀の重要課題の解決を考える分野です。環境分野環境バイオテクノロジー土壌・大気・水の汚染などの地球規模の環境問題を国際協力を含めて理解し、それらを解決するための微生物や植物を用いたバイオテクノロジーやバイオモニタリング技術、環境浄化プロセスについて学びます。水環境工学地球上を循環し、生命を育む水について理解を深める科目です。河川や湖沼、海域の水質現象と水処理技術についても扱います。「水質関係公害防止管理者試験」の出題範囲もカバーします。植物細胞工学植物の機能を細胞・遺伝子レベルで理解し、それらの機能を向上させるために必要な生化学・遺伝子工学の知識を学びます。これらの植物バイオテクノロジーを活用した研究・実用化例についても扱います。生命科学・環境実験(環境)環境問題に対処するためのバイオテクノロジーの基礎技術として、環境保全技術、環境修復技術、環境測定技術を修得します。具体的には、DNA検査によるモニタリングや個体識別、塩基配列の解析、微生物による環境修復、環境ホルモンの測定、バイオセンサーによる環境計測などを体験します。土地の緑化に貢献する塩や乾燥に強い植物の開発、微生物を用いた環境修復の研究、屋上緑化によるヒートアイランド対策、生物の発光を用いた新規素子の開発、分析装置と人の感覚の両方を生かした環境中の微量物質の研究など抗生物質の効かない細菌、いわゆる「耐性菌」は、しばしば院内感染の問題として話題になります。病院内で耐性菌がまん延すると感染症の治療が非常に難しくなるからです。そして、こうした病院内の環境と自然環境はどこかでつながっています。当研究室では、水環境や浄水・下水処理に関わる微生物と微量化学物質について研究。個別の感染事例を調べるだけでは全体像がつかめない抗生物質耐性菌の広がりの平均値を、水環境を調べることで明らかにしました。抗生物質の効かない細菌の培養操作水環境工学研究室 浦瀬 太郎 教授その他の研究室の取り組み学びの成果遠藤 圭修 さん月島テクノメンテサービス株式会社2016年3月応用生物学部卒業 県立所沢西高校出身(埼玉県)確かな研究成果を挙げ、 関心や問題意識も環境全体へと広がった。所属した研究室では、水環境のカビ臭物質について研究し、トリクロロアニソールという物質が水のにおいに関係していることを突き止めました。私が環境分野のコースを選んだのは、もともと魚釣りが趣味で、水中の生物に興味があったからです。その後、さまざまな経験を積むうちに、自分の関心が単なる魚のことから環境問題へと大きく広がりました。卒業後は、大学での学びを生かせる水処理装置関連の企業に就職することができました。57TOKYO UNIVERSITY OF TECHNOLOGY応用生物学部School of Bioscience and Biotechnology

元のページ 

page 59

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です